静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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外部の視点を取り入れると言うこと。

 今日放送されたNHKの首都圏版ニュースの中で、先日の鷲宮町でのイベントの事が放送されたみたいで。どうかなぁ・・・と想いながら、とりあえずニコ動に上げられたものを張ってみます。とりあえずは、まず、このリンク先の動画を見て欲しいと思う所。




 このニュースの中で注目すべき点は「外部の視点を取り入れる」って言うところだと思うんです。商工会の人だけではなかなか目が届かない場所のフォローをファンが行った、って言うところなんですよね。基本的には「内製化出来る」って言うのが最良だとは思うのですが、どうしても「追いつかない」所って言うのは確かにある訳で。言い方は少し悪いかもしれませんが「アウトソーシング」的な考え・・・って言ってしまっていいのかは分かりませんが、外部の「ものの見方」って言うものを取り入れる事はやっぱり必要だな、と言う事を実感しました。
 確かに様々な「まちづくり」の場面では様々なコンサル会社が入っていると言うのはあります。まぁ、どうしても一般の地域住民の方が都市計画法とかそこらへんの法規制の話ってもんを知っていると言うのは相当レアなケースですし、恐らく行政なんかでもワークショップのノウハウって言うもんを知っている人はそういないと思います、あ、通常世間一般で言われる「まちづくり」の場合なんですけどね。
 問題は「何かを行おうとする時、外部の人の意見を聞くだけの度量があるのか否か?」って言うところなんですよね。まぁ、地域社会そのものにしてもそうですし、いろんな企業にしてもそうだとは思うんですが。企業の場合は「儲けてナンボ」なので、それこそ意見を聞くって言うかアンテナを高くしておかないとならないんでしょうけど、行政や行政に類する公的機関が何かをするって言う時には、やっぱり「自分たちの考え」だけで物事を進めちゃならないって思うんですわ。ええ。何かをする、って言うのは必然的に金銭と言うリソースを消費する訳ですから、その部分の有効活用をしないと「地域に対して無駄な事をしてしまう」訳で・・・。
 この部分自戒も含めてなんですが、正直そんな事を思ってしまったり。