静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

草薙駅にバリアフリー工事が入らなかった訳。 

 興津とかにバリアフリー工事が入っているのに、結構利用者が多い最寄り駅草薙に何でバリアフリー工事が入らないのだ?と思っていたのですが、こんな理由があったみたいです。


 静岡市は平成20年度、JR東海道線を挟んで南北に分断されているJR草薙駅清水区)周辺の整備事業を本格化させる方針を固めた。市内では静岡、清水のJR両駅に次いで利用者が多い草薙駅に南北をつなぐ自由通路、橋上駅舎、北口ロータリー広場、国道1号からのアクセス道路などを整備する5カ年(19―23年度)事業
 市都市局は20年度当初予算案に橋上駅舎、南北自由通路、アクセス道路、北側歩道などの詳細設計費として約7000万円を要求している。全体事業費は約54億円。橋上駅舎にすることで現在、地上の改札から南側に出られるだけの構造が改善される。
 路線バスや私鉄との交通結節点としての機能強化、同駅周辺の安全性・利便性の向上につなげる方針で、バリアフリー化も図る。本年度は北口駅前広場の詳細設計を行った。21年度以降、各用地の取得、建物などの補償、各施設の建設を進める。
 同駅周辺は現在、南側に商店街や住宅街が広がり、近くに草薙神社や県立大、県立美術館、県立中央図書館などがある。北側は静岡銀行本部や関連施設、静岡サレジオ学園、民間工場などが並ぶ準工業地域。朝晩の通学時間帯は同学園に通う園児、児童・生徒用に臨時改札が設けられるが、基本的にはJR東海道線をくぐる「アンダーパス」などを迂回(うかい)しなければ、南北を行き来できない。
 計画では、国道1号から進入するアクセス道路とともに大型バスが転回できる北口駅前ロータリー広場を設けて、路線バスが発着できるようにする。国のまちづくり交付金を活用する「都市再生整備計画」の一環。
JR草薙に橋上駅舎 周辺整備本格化へ 静岡市 ■2/2静岡新聞
 そう言えば都市計画マスタープランの地域委員をやっていた頃に話が出てきたのですが、新幹線をまたがないとならないとか言う話で「計画はあるのだけど・・・」って言うようなレヴェルだった訳で。で、ようやくこのような話が本格的になって来たのはうれしい所だったりします。実際、駅北の方にも需要があるようなのですが、踏切をわたらなくてはならなかったりとか言うのがかなり面倒だったみたいで。多少なりとも使いやすい駅になるのかな、なんて思っている所はあります。
 しかし、新幹線をまたぐような高さにしないとならない訳で、かなり駅舎の高さは高くなってしまうのかな、なんて思います。