静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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特別住民票交付。

 と言う訳で昨日の日記の続き。
 昨日はそれこそ ま た 鷲宮町に行って来たのですが(同僚と一緒に)、その時の特別住民票の交付方法が個人的に結構イカす方法だったので、メモがてら書いてみる事に。
 まずは集合場所に並ぶ。

 大体自分が到着したのが8時ちょい過ぎな訳で。その後0930頃まで花見をしながら同僚とだべってた訳なんですが、その後列形成をし、イベントを見て待機。白石氏がなかなかいい味を出していたなぁとか、町長もノリがいいんじゃね?なんていう事を思っていたりした訳で。
 んで、ここからが本番。


同僚「住民票の交付申請だろ?そうなると申請用紙に書かないとならないんじゃね?」
俺「まぁ、確かに謄本って言えば謄本だしな。でも、役場のwebページを見ると『販売』ってなっていたから、まさかそこまでは無いだろ。」
 なんて事を言いながら列に並ぶと、役場の中の人が「この申し込み用紙に記入してください」って言う案内をしている。

「特別住民票交付申請書」と言う、条例には記載がなさそうなものの、やっぱり「住民票の交付申請」だった訳で。この時点で同僚とおいら、狂喜乱舞しておりました。

俺「うはwwwwww、やっぱり住民票だぜwwwwっww」
同僚「やっぱり収入調定の添付書類に収入元は必須だよなwwwっw」
俺「何かみwwwwなwwwwぎwwwwっwwwwてwwwwきwwwwたwww」
同僚「取りあえず写真撮ってうpwwwww」
両人とも一応はそう言う界隈で仕事をしているだけに、こんな所でみなぎってくると言うイミフな状況になる。その後は、取りあえず300円の交付手数料を納付して、特別住民票謄本を交付してもらったり。


同僚「町長の専用印wwww、マジかwwwwww」
俺「シリアルNo.入りwwww」
 まぁ、印刷済とは言えの専用印が登場とはwwwww。条例でどんな手順を踏んだのか気になる所で。それこそ「特別住民票交付条例」なんかあったら、議会神なんですが。まぁ、この特別住民票の記載内容よりもそう言う細かいところに目が行ってる点で「おまいら何か勘違いしてね?」と思う所なんですが、それよりも何よりも一番楽しませてくれたのはこの一枚の紙っぺら。


俺「鷲宮町出納員印がまぶしすぐるwwwwww」
同僚「扱い住民課かよwwwww」
俺「むしろこっちの方が貴重すぐるwwwww」
同僚「じゃぁ、特別住民票よこせ」
俺「ネタをみすみす譲ってなるものかwwww」
 確かにこの部分は仕方ないんですよ。実際の金銭の出入りを担当するのは出納員ですし、この特別住民票だって、正式には「売上」ではなく、町の一般会計への歳入ですからね。町の公金になるから当然ですので、出納員が扱う必要がある訳で。そういう面では、鷲宮町(本体)のやる気と言うものを感じました。
***
 と言うか、やっぱり「行政」を動かすのは「地域のアクターなんだな」って言う事を実は再認識しておりました。元々商工会が火を着けた・・・って思いきや、実は鷲宮町議会の議長が「これって使えるんじゃね?」と出身母体の商工会の青年部に振ってみたら「んじゃやってみっか」って言うような動きになったとか、しまいにはその商工会の動きに町も乗っかって来て昨日のようなイベントになった訳で。そういう面で言えば、「行政自らが何かをする」って言うのではなく、「行政に乗ってこさせるような流れ」をどうやって作るのか?と言う事が実は重要になるんじゃないの、と思う所で。
 後はどれだけ「中の人」が「必死になるのか」って言う所になるんじゃないのかな?って思ったりもします。半ば中の人の自分が言うのも変なのですが、やっぱり行政機関って言うのはなかなか動きにくい所なんですよね。自分たちが「この部分どうにかしてくれ」って言っても「予算の制約が」とか「人員が」って言う事で実動部隊が涙目になりながらも動くと言うのはよくある展開です。正直、この「特別住民票」の一件にしても・・・

同僚「これってさ、19年度と新年度、どっちの予算でやってる事業なんだろうね?」
俺「う〜ん、多分19年度の補正予算で債務負担行為として承認を受け、20年度予算で支出負担行為にしたんじゃね?」
などと仕事の言葉で話をしてしまっていたのですが、やっぱり何かをするって言うと議会の承認が必要な訳ですし。そうなってくると、やっぱり必死さメーターをMaxにするように煽るしかないのかな?って思うんですよね。そんな馬鹿な事を考えていたりもしました、はい。