静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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夏コミの釣果から -octet* x Aether/Collete

 今更だけど、夏コミの釣果的なものを少し書いてみたり。

octet* x Aether/"Collete"
夏コミで買ったこのアルバムにハマっております。ジャケ買いではありません(断じて)。
取りあえず、ニコ動で聴けるものをピックアップしてみました。
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CLOSE 2U
D
七色グラデーション
D
キミノカケラ

何でこんなにいいのかなぁ・・・って事を考えてみると、こんな曲の情景が浮かんでくるんですよね。


夕陽に染まるターミナル。
大好きな人と楽しい時間を過ごした一日を終え、私は地元に帰る高速バスに一人乗り込む。
「楽しかったよ、ありがとう」
「じゃぁ、またね」
そう言って、バスはターミナルを出発する。


窓の外を見れば、夕陽のオレンジ色と夜の紺色のグラデーションが空を染める。
家々の灯は、まるで煌めく星のよう。
いつも見ている山がシルエットで浮かび上がる。


いつもなら思ってしまう気持ち、「いつもに帰っちゃうんだ。」
だけど、今日はそんな風には思わない。
何か分からないけど、心の中に広がる暖かい気持ち。
「また、明日からもがんばれるんだ。」


色んな想いをのせて、バスは高速道路を走っていく。
 作者さんがどんな想いでこのアルバムを纏められたのかは分かりませんが、このアルバムを聴いてこんなストーリーが浮かんできたんですよね、私的には。まぁ、舞台が高速バスって言うのがナニでアレなんですが、新幹線みたいな「実用一本槍」や普通電車のような「どこまでも日常に近い」って言うものではなく、どちらかと言えば「非日常」と「日常」を繋ぐと言う役割としての、って言う部分で高速バスなんでしょうが(と、苦しい言い訳を考えてみたw)。
 曲の持つ「ピコピコ」した感じと「キラキラ」感の繋がりって言う部分や、どことなく暖かい気持ちになれるような歌詞、そんな部分に惹かれている自分が居るのかなぁ、なんて思っています。普段だったら「明日からまた仕事かよorz」なんて想いながら東京から帰ってくる自分が居るんですが、この曲を聴きながらだとそんな風に思えないって言うか「また明日からも一週間やってみよう」って思える訳で、そう言う自分の中にあるキモチとマッチングしているが故、ってのもあるかもしれないですね。
 個人的に好きな曲は1曲目の「シアワセノシグナル」。アルバムでしか聴けない曲なんですが、興味のあるかたは是非手に取って聴いて貰えれば幸いかと。