静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

ぶっちゃけ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。

いつもの静岡新聞から。


(前略)
 世界市場の停滞に伴う自動車業界の減産の動きは、県内部品メーカーにも波及している。来月中旬に中間決算を発表する予定の村上開明堂は「自動車メーカーの減産は直接影響する。今後の見通しは厳しく、当初の下半期生産計画を見直す可能性もある」としている。
 県商工会議所連合会の松浦康男会長は「急激な円高は中小企業にも大きな打撃を与え、株価の乱高下は経済の先行きに対する不安を映し出している。さらにこの状況が続けば、年末に向けて個人消費にも大きな影響を及ぼす」と、実体経済への波及を懸念する。
輸出型企業の株価急落 業績悪化、減産検討も■10/27確認 静岡新聞
 自動車関係の方はそれこそシャレになってみたいで。実際に某自動車会社に勤務している友人は「正直無茶苦茶怖い状況」と言うように話をしていますし、一歩一歩不況の足音が近づいてきているような気がしてならない訳なんですが、最終工程にあるメーカーがこのような状況だと、大手製造業の利益を圧迫していると言う一節が非常にシャレにならない緊迫感を持って来ています。つか、マジでこのまま行ったらシャレにならないんじゃね?と言う感じでしょうか。
 特にトヨタ系の仕事を受けている会社に関しては「3年間ほど我慢して欲しい」って言う話も出てきていたりとか、一時期は「何この営業外収入www」なんて言っていた原因であった鉄のスクラップ買い取り価格も急降下という話。まぁ、需要が収縮している中で売り上げを上げるって言うのは正直製造業にとっては難しい話ではあるんですが。
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 こんな状況の中で「解散総選挙を」って言っている政党があるのは正直どうかと。いや、確かに「国民の信任を受けてない」って言うのは分かりますし、そう言う部分ではそろそろ解散総選挙を望む部分もあるんですが、それ以上に「今の景気状況を何とかするのが先だろ」って思う所。つか・・・こんな状況で政局だけ見ているって一体どう言う事なんだって本心は思いますわ。確かに「失われた10年」があったおかげで今の不況の痛手を国内的に見ればそう受けてない、って言うのも分かるのですが、それよりも何よりも「今、何をしなくちゃならないのか」て言う事を全体として考えるって言うのが大事なんじゃないのかな、って思う訳で。
 言いたい事は分かるけど、今まで実績を残してない政党が「政権交代」って言った所で、本当に今の状況を抜けきれるかどうかって言うのは甚だ疑問だし、今まで政権を握ってきた政党も、今までの高度経済成長期のモデルで景気回復出来るのか?って言う事を考えればそれもまた疑問。本当はここらで一発ガラガラポンして欲しいって言うのが望む所なんですけどねぇ。
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 だけど、こんな時期に気を付けなくちゃならないのが、口だけで国民を乗せてしまう香具師かと。ええ、誰の事を言っているのかって言うのは良くわかるかとは思いますがw。甘いことは言うけど、最終的にトンでもない方向へ持って行こうとする人間も正直居ない訳でもない訳で。こんな時期に「自分なら上手く行く」って言う事を上手に言って図に乗らせてしまうと正直アウトですな。ええ、アウト。「言いたい事も言えない世の中」になったら、今のこの国の良さってもんが全くなくなってしまいそうな気がしないでも無い訳で。
 確かに今ある政党なんかでも「何だこいつら?」って言っている政党は正直ありますよ。でも、だからと言って「あいつら気にくわない」って言う事を言うのはNGかと。冷静になって聴けば「結構良いこと言うじゃん」って言うような部分も案外あったりする訳で。そう言う意見を封殺する世間って言うのは正直イヤだったりする訳で。
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 基本はやっぱり「一人一人の生活」って言う所にあるのかなぁ〜、なんて思うおいらが居ます。
 その「生活」をどうやって守っていくのか、って言う部分が目指す所なんじゃないかと。