静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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toica電子マネーは終(ry

 色々とややこしすぎるニュース。


トヨタファイナンス株式会社(代表取締役社長:藤田 泰久、以下「トヨタファイナンス」)と東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:清野 智、以下「JR東日本」)は、名古屋駅の新幹線地下街『エスカ』のテナントに『Suica』を導入することについて合意しました。
 トヨタファイナンスJR東日本は、2007年11月に小額決済分野における利便性の向上をめざして提携合意をし、提携策のひとつとして『Suica』と『QUICPayTM』の共用読み取り端末設置加盟店の拡大を予定していました。今回は、両社の提携によるSuica加盟店開拓の初めての件名となります。
『エスカ』は、名古屋駅の新幹線改札口に近接し、関東圏の出張者や旅行者の利用が多い地下街です。したがって、『Suica』利用ニーズが高いと考え、とくに名古屋の味として人気の高いテナント3店舗に先行して導入してまいります。
 また、今回の導入を皮切りに、引続き名古屋地区において、Suica読み取り端末を利用ニーズの高いエリアや店舗に対し導入推進していきます。
名古屋駅 新幹線地下街『エスカ』にSuica読み取り端末を設置開始JR東日本(12/12確認)
 JR東日本Suica普及への動きはめざましいものがありますねぇ。静岡市民のくせしてViewカードを持ち、モバイルSuica東海道線乗ったり新幹線に乗ったりして出張に出かけるおいらからしてみれば非常に有り難い話だなぁ・・・と思って読んでいると、このプレスリリース、実はトンでもない事を書いていたりします。だって、今回の導入を皮切りに、引続き名古屋地区において、Suica読み取り端末を利用ニーズの高いエリアや店舗に対し導入推進していきます。ですぜ。つか、これってtoica電子マネー利用終了のフラグとしかおいらには正直読めないんですが。
 確かに静岡県内でも熱海とか伊東あたりでSuicaを普通のコンビニとかで使えるって言うのならば話は分かりますし、一応静岡市Pasmoエリア(実態としては清水区の旧蒲原・由比町富士急静岡バスの営業エリア)なので、静岡市内のお店でSuicaを決済機能として使えるようになるのは確かに理解出来るんですよ。
 でも、今回は名古屋市内と言う、どう見てもJR東海の本社のお膝元、それも新幹線地下街って言う事で、仮にJR東海電子マネー事業をやるんだったらいの一番に囲い込まないとならない場所で"Suicaが使えるようになる"って言う事ですからねぇ・・・。こりゃ、確かにtoicaの裏面には「このカードはTOICAの表示または当社が別に定めた表示のある店舗等においてもご利用頂けます」と言う電子マネー対応の文言がありますが*1、どうやら「電子マネーはもうやんねーよ」と言うような方向で確定してしまったのかな、と思わざるを得ない所で。まぁ、JR東日本と手を組んでいるのがトヨタファイナンスなので「まぁ、トヨタだから別にいいか」って言う判断をしているのか、それとも「電子マネー事業をしたって効果が薄いから、もうやんないよ」って言う事を決めているのかな、と邪推してしまう所です。
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 しかし、本当にtoicaは通勤定期としてだけしか使ってないのが実際の所です。
 静鉄電車・しずてつバス(乗る機会は滅多に無いけど)に乗るときはICOCAで乗ってますし(チャージは静岡駅でやってます)、東京に行ったときはバスから電車からもうモバイルSuica。下手したらコンビニでお茶買うときもモバイルSuicaですからねぇ。せいぜい使うのはJR線だけ使うときや、りんかい線乗るとき・・・ってどう見てもコミケに行く訳ですよね、本当にありがとうございました、位な訳で。
 まぁ、JR東海的にはEX-ICのインフラとして考えるのが一番妥当なのかもしれませんが、JR東海の子会社である東海キヨスクが出店している東京駅構内のお店ではSuicaが使えたりしますからねぇ・・・。まぁ、利便性を図るためならば会社の垣根を越えるって言うのは大原則なんですが。
 自社でやる気がなかったら、静岡や名古屋の駅構内の売店に関してはICOCASuicaに任せてしまえばいいんじゃね?とか言ってみたり。

*1:この文言を入れておかないと、電子マネーとして法律的にはNGみたい