静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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自強号 高雄→九曲堂

 と左営站に到着し、駅前で一服をしてから高雄捷運で高雄站まで向かったんですが・・・

 この看板、どうもどっかで見た事あるようなデザインなのは気のせいでしょうか?何か毎朝どこぞの駅で見て居るような気がしないでも無いなぁ・・・なんて思って見たり。そして、高雄捷運の電車はこんな感じです。

 帯の色を塗り替えれば、どこから見ても本当に台北捷運と一緒なんですが(苦笑)。シーメンス製の車両で、車内の造作も全く一緒な訳で(ここらへんは後で書きましょう)。乗る事約10分程度で高雄車站に到着。取りあえず自分は13:55発の列車で台北へ向けて帰ればいいので、取りあえずは同行者が撮り鉄をする九曲堂站まで一緒に行く事にしようと。ええ、全く計画性ありません、本当にごめんなさいwww。乗る時間はたかだか10分もかからない訳なんですが、しっかりと座席指定を取ってから改札に入ります。そして早速鐵タイム。

 本当ならこの旧客に乗りたかった所なんですが、今回は時間の都合でパス(高雄近辺では「行李車代用車」として使われている模様です)。とは言え、高雄で見れたのでおkかと。

 新左営行の自強号(特急列車)。花蓮のへんから来た「新幹線接続」の便なんでしょうか。

 区間車(普通列車)に使われる通勤電車。韓国製のロングシート車です。

 同じく区間車(普通列車)に使われる新型の通勤電車。この電車に乗る事は出来ませんでした。ちなみにあだ名は「スネ夫」。誰が一体上手い事を言えと(ry。

 前回台湾に来たときに乗った莒光号(急行列車)。見れば見るほど何か旧国鉄っぽい雰囲気を醸し出してくれていると言うのは気のせいでしょうか(汗。そして、こんな事をやっている間に乗る列車がやってきます。

 ・・・さっき見送った列車のような気がしますが気のせいかなと。ちなみに車内はこんな感じ。

 本当に旧国鉄です、本当にありがとうございました。乗ってしまえばあっと言う間に九曲堂駅。

 列車はディーゼル音を残して走っていきます。
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 実はこの九曲堂、静岡県と縁のある場所だったりします。いや、私もここを訪問して初めて知ったのですが。こんな碑がありました。


田豊二は日本の静岡県生まれで、明治年間に屏東線建設の責任を負っていました。屏東線建設の中で難工事と言われた淡水渓橋梁の工事の時、その職責の重さと歴年の苦労から病気になってしまい、台南病院で40歳の生涯を閉じました。
 意訳ですがこんな事が書かれています。この川の様子は次回台湾に出かけたときに見る事にして、この地の鉄道の架橋工事に命を捧げた人が居ると言うのに驚きかつ、静岡との縁を感じます。とまぁ、ここで同行者と別れ、適当な場所で写真撮影をしてみる。

古い通勤電車。

最新通勤電車スネ夫号(違。
そして、台湾でする鐵と言うのもなかなか気持ちいいモノですな。そして、九曲堂駅に戻り高雄行の列車を待ちます。
(続く)