静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

JLに運行費補助。

些か旧聞ですが、ちょいと記事が上がっていたので紹介。


 石川嘉延知事は10日の新年度予算案発表の会見で、6月4日に開港する静岡空港福岡空港の間で日本航空(JAL)が1日3便(往復)を運航する定期便に、搭乗率保証を行う方針を明らかにした。県議会2月定例会に、保証に必要な債務負担行為の議案を提出する。
 搭乗率保証は一昨年10月にJALが静岡空港就航を表明した際、県側が約束した「総合的な運航支援策」の一環。具体的には、開港から平成21年度末までの間、福岡便の有償旅客の搭乗率が70%を下回った場合、県が片道一席当たり1万5800円の運航支援金をJALに支払う。試算では、搭乗率が1%下回ると、保証額は約3800万円になるという。
 (以下略)
静岡空港、福岡便の搭乗率保証へ JAL支援策■2/15確認 静岡新聞
 補助金の支出の是非を問うわけじゃないですし、別にここらへんの事を書こうとも思わない訳で。個人的に県が負担する「運行支援金」と言うものが15,800円/席と言うものなんですよね。ちょいと気になってJLの料金を調べてみると、多少距離の短くなる中部国際空港福岡空港間で「特便割引1」と言う運賃種別で15,300円と言う数字だったりします。名古屋からの場合を単純に比較してはならないとは思いますが、名古屋が1往復でこの値段と言う事を考えると、多分静岡福岡間の航空運賃も「特便割引1」ならばこの位の料金で出て来るのか?と思う所であったりします。
 実際、競合相手になる東海道山陽新幹線の通常指定席運賃ならば19,500円(「のぞみ」に新神戸乗換)と言う数字になってきますし、JR東海が対航空機の割引施策として販売している企画乗車券「のぞみ早特往復きっぷ」の浜松発で往復28,000円(片道14,000円)と言う事で、恐らく静岡空港開港時には「のぞみ早特往復きっぷ」の静岡発着商品も対抗上出さざるを得ないと思いますので、大体15,000円程度が1つの目安になるのかなぁと思う所です