静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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と言う訳でボーマス7で入手したCDを紹介してみる(1)

と言う訳で一番最初に紹介するのは以前にも少し書いたのですが“P∴Rhythmatiq”さんの“act:03”。

音としては結構テクノっぽい音にミクの声を乗せていると言う感じなので、ひょっとしたら案外好き嫌いがあるかもしれないかなぁ、と最近思っている訳なんですが、毎回書いているのですが「音のキラキラ感」と「歌詞の暖かさ」が凄い大好きな所で、一番最初に買った“Collete”と言うアルバム(別名義)どころか、「キミノカケラ」と言う曲をニコ動で聴いてハマったと言うのが実際の所です。
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ジャケットの絵が可愛らしいのは当たり前にして(違、今回の収録曲は「今までと少し路線が違ってるのかな?」と言うのを第一印象に感じたところです。
■ハートフルドライブ
 いい意味でこの歌詞には驚きました。・・・いや、余りにストレートすぎる感情表現になっている訳で。一言で言ってしまえば「背中がむずむずする感覚」を覚えました。今までにこんな感じの「感情表現」の曲は無かっただけに、正直「何かあったんですか?」と言いたくなってしまった所なんですが、表現の「幅の広さ」と言うものを感じる所かと思います。ニコ動にもPVが上がっていますが、こう言うものもありかなぁ、って言う所ですね。
でも、何か目の前で「告白したくても出来ない内気な女の子」の様子が浮かんできて、何か微笑ましく思ってしまうおいらが居たりします、はい。決して嫌いじゃないですよ、こんな曲は。
■Happy Loop!!
 先に紹介した「ハートフルドライブ」が「内気な恋の歌」ならば、この「Happy Loop!!」は「賑やかな旅立ちの歌」、と言っても差し支えないかな、と思います。と言うかこういう感じの「歌」の作り方が「P∴Rhythmatiq」さんの良さだと思うんです。act:01に収録されていた「Snow Promenade」だって、曲そのものは非常にもの悲しい感じを受けるんですが、良く良く聞き込んでいくとその根っこには「大事な人を想う」と言う暖かいキモチに溢れているものが感じられますし。
 歌詞はまだ完全に聞き取れてないのですが、「海と山のあるこの町で過ごす最後のいつも通りの一日」って言うイメージが浮かんで来ました。これから新しい「何か」に向かっていく時に忘れてしまいそうになる、あの頃の「毎日」や「大事な仲間たち」そして、「大事なあの場所」の記憶を忘れないで行こうと言うのと、そんな「何気ない毎日」の中にある「幸せ」が続いていく事を願っての"Happy Loop!!"って言うタイトルなのかぁ、なんて思ったり。
 あと、バックの方でストリングスが鳴っているように感じるのは気のせいなのかなぁ?
■エレクトロガール
 冬コミでリリースされた「Extra」にPreviewバージョンが収録されていましたが、今回はフルコーラスの収録と言う事になるのでしょうか。そう言う意味で言うと「新鮮味」って言う事は少し欠けてしまいますが、ノリのいいリズムに合わせてミクがマスターへの想いを歌い上げる、と言う感じの歌詞ではある面ボカロな曲では「王道」と言っても構わないような曲かもしれないなぁ、と思ったり。
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 個人的に今回のアルバムの中でイチオシなのは「Happy Loop!!」だったりします。
 これからも聴く人をワクワクさせてくれるような曲を楽しみにしてます、はい。でも、やっぱりこういう感じの「温かい曲」って大好きなんだよなぁ。
(追記)
バックに入っている「しみずライナー」の時刻表は気にしないで下さいw。