狙って売れるものじゃないのでは？

　開業１２０周年を迎えたＪＲ中央線の駅を美形男子に擬人化したウェブマンガ「ミラクル☆トレイン」のアニメ化が決定した。
　「ミラクル☆トレイン」は、「読むバンダイビジュアル　ＹＯＭＢＡＮ」サイトで連載中。お坊ちゃん体質で、時間に神経質なリーダーの「東京零（ぜろ）」や、繁華街が近いため見た目が派手で、いいかげんな「新宿慎太郎」、オタクの「中野陸」、おしゃれな「吉祥寺拓人」、米軍基地があったため金髪の「立川ルネ」の５人が登場する。アニメ「遊戯王」で作画監督を務めたつなきあき監督。公開形態や日程などは未定。
ミラクル☆トレイン：中央線マンガがアニメ化、主要駅がイケメンに■変態新聞(4/15)

サイトはここ。


　腐女子向けですよねー、どう見ても。まぁ、男性向けの鉄道車両の擬人化って言うのは結構以前からあったのですが、「駅」を着眼点にした擬人化って言うのは個人的には新しいような気がしないでも無いです。美形男子って言うのが正直おいらにしてみれば「何か敷居高けぇなぁ」なんて思ってしまうんですけどね（それは僻みかｗ。
　東京駅×新宿駅なのか、新宿駅×東京駅なのかは議論の余地があるところなんですが、個人的には新宿駅×東京駅が面白いのかなぁなんて思って見たり。いや、ここ最近になって東京駅より新宿駅の方がターミナル機能としては色々と面白いものがあるんじゃないのかなぁなんて思うんですけどね（主に高速バス的な意味で）。


　閑話休題。会社帰りにメロンブックスに行ったんですよ。んで、そこでこんな本を思わず発見してしまった訳なんですが
　
「KOテイト」TK様


　気がついたらレジの前に立っているって言うのは正直どうにかしなくちゃならんなぁって思う所ではあるんですが、女性の方の書いたと思われる擬人化本で路線を女の子のキャラクターにしているって言うのは結構面白いんじゃね？と思いましたし、特に御陵線（現在の高尾線）のくだりの所なんかは結構いい味出しているなぁ・・・って思うんですよ。書いている中の人も「京王線が好きで好きでたまんねぇんだろうなぁ〜」って言うのが良く伝わってくる一冊ですよ、マジで。


　結局何をやるにしても「その対象物が好きかどうか」って言う話になってくるって思うんですよ。TKさんの本にしても、一番上で書いた中央線の話にしても、やってる中の人が「好きで好きでたまんねぇ」って言うのならば幾らでもありかと思いますけど、もし、「これをやれば儲かるから(ry」って言うのは理屈としては分かっても、やっぱり何なのかなぁ・・・って言う部分はこんなヲの話にしてもそうですし、常日頃の仕事の話にしてもそうですし、何でもそう言う部分はあるんじゃね？って思うんですわ。ええ、正直に言えばね。どんな部分でも「好きだからこそ」って言うのはあるのかな、って本当に思います。