静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

これは楽しみ。

 仕事で東名高速はよく使っているのですが。


平成24年の供用開始を目指し工事が進む新東名(第二東名)の県内区間。NEXCO中日本(中日本高速道路)はことし秋、将来の法定速度120キロ設定を見据え、世界最先端の渋滞対策や交通事故防止システムの実証実験に全国に先駆けて乗り出す。
 実験は「新東名リーディングプロジェクト」の一環で、森パーキングエリア―浜北インターチェンジ間と、金谷トンネル―掛川第1トンネル間の2区間の下り線計約17キロを用いる。両区間は最優先で完成させるため、一足先に未来の新東名が姿を現す区間になりそうだ。
 新東名は現東名に比べこう配が緩やかでカーブを半径1500メートル以上とするなど、六車線で140キロ走行も可能な設計。プロジェクトでは交通事故死者限りなくゼロ、事故件数と負傷者の半減、二酸化炭素排出量半減、ユニバーサルデザインの普及などを目標に掲げた。
 目標実現に向け、NEXCO中日本はETCなどの無線や案内板によるきめ細やかな情報の提供、新しいトンネル照明や火災検知器、太陽光発電装置の設置、貨物車の連結走行や専用車線などを検討している。実験では各種サービスや装置の有効性などを検証するという。
 新東名の県内区間の工事進ちょく率は80%を超え、アクセス道路の整備も進む。
 愛知県や神奈川県など隣接区間の開通が平成26―32年以降となるなど本格運用にはまだ時間がかかるが、動きは加速している。
「120キロ走行」実証実験 新東名 県内2区間静岡新聞(4/23)
 ようやく道路が車両の性能に追いついてきたって言う感じでしょうか。東名なんかを走っていると平気で120km/hや120km/hで走っていくアホな車が居る訳で。それこそ120km/h位に出来る所では現道でもしてしまっていいのでは?と思う部分は正直あるのですが、やっぱり「事故が起こっちゃいや〜ん」的な部分もあって100km/hやそれ以下に押さえざるを得ないって言うのが実際の所なんでしょう。それよりも80km/hで走っているトラックを90km/hのトラックが追い越しているときの後からついて行く方が正直ストレス溜まるんですが。あと、100km/h以上で走っていくトラックの怖さは何者にも代え難い。
 そんな中で新東名での120km/hへの最高速度向上への実験。別にかっとばしたいと言う訳じゃないのですが、ようやく車の性能に道路が・・・って言う感じ。考えてみれば先日のエントリで挙げたように、東名高速線の開業40周年=東名高速の全線開業40年って言う事になる訳で。去年あたりは「東名高速全線開業39年」なんて言うキャンペーンもやっていた訳なんですが、どんな実験をやるのか楽しみですし、一般公開してくれるって言うのだったらマジで見に行きたい俺が居たりします。