静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

渋谷・新宿ライナー静岡号早売7(続)

 と言う訳で今朝方書いた昨日(笑)のエントリの続き。
 早売7が1/12運行分から登場と言う訳で、高速バスネットを見てみたらこんな感じの座席アサインになっています。

 2CD席から6CD席までと6AB席。って言うと合計12席となっています。駿府ライナーが車内後方の9席なのに対して+3席と言う事で「案外多いなぁ」と言うように感じています。あくまで自分の見た感じではありますが、渋新は「早売7」設定が無かった分片道の使用に少し躊躇してしまう部分も存在していると認識しているのですが、一気に座席数を増加させて勝負に出てきたのかなと。ただ、駿府に関しては平日の便限定ではあるものの「トク割」と言う運賃が存在しているのでそこと比べるとさてどうなのかなと。また、今日の段階で確認できたのは1/12と言う金曜日の話なので、週末を中心とした座席設定数がどうなっているのかも気になる部分です。
 また、CD席を「早売席」に設定しているのは案外納得いく部分があります。JR東海バスの車両は運転席側が11列となっているので足元が比較的狭くなっています(これはJRバス関東の08年以降のふそう車も同様ですが<11列)。それを考えると足元が広いAB席を一般枠にし、少し狭いCD席を「早売席」としているのはなるほど、って思ったり。そう思うと乗るんだったら6AB席がお勧め・・・かと思いきや、個人的に6A席は窓桟との干渉があって回避推奨となっていたり。いやはや。
 同時に、「ネット割」も3%から5%に拡大と言う事で、運賃面では渋新静岡駿府とも並んだ訳になります。それにプラスして「一部便をハイブリッドバスで運行」と言う事で差別化しようと考えているのかなぁと考えたりしています。
***
 これで「共通の土俵が広がった」って言うように感じます。運行区間はほぼ一緒、運賃は対新宿って言う事で見れば同じになったので、「どこから乗るか」「どこに行くのか」によって使い分けるのが一番いいんじゃね?と言う考えは以前と全く変わらないですが(だからこそ自分なんかはやっぱり駿府ライナーが便利なんですよね。西武新宿から新宿駅新南口までは歩いて行けるし、大内観音入口から車で10分だし)、駿府ライナーは「11往復/日」と言う本数の多さ、渋新静岡号は「渋谷を経由する」と言う所では利便性って言う部分の方向性が全く違うわけですのでね。
 まぁ、そう言う面では多分今後も駿府ライナーがファーストチョイスな自分だとは思いますが、やっぱり気になるのは「ハイブリッドバスで運行」って言う所。乗ってみたいと言うのはありますが、運用がはっきり分からないのが辛いです。