静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

良く訓練された静岡県民だからな。

 実習期間中の話を守秘義務に触れない範囲でぼちぼちと書いてみようかと思います。しばらくはネタが無かったので、申し訳ないけど勘弁してやってください。
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 この「流通業経営診断実習」って言うのは、実際に企業から依頼を受けて、養成課程在籍中のメンバーがその企業に関する経営事項の診断を行う、と言う実習です。12月からはその「実習」をするための様々な知識を積み、実際に予行演習をしてからチームで臨みます。自分みたいな支援機関の職員だけではなく(もっとも自分一人だけですがねw)、保証協会さんや信用金庫さん、そして独立開業を志している方と言う人の混成チームです。
 で、おいらが何をやっていたのかと言うことは大体推測つきますよね、現地へのナビゲーション(要は時刻表係w)もしましたし、乗り鉄大好きって言うことを活かして「立地環境調査」みたいな事をやっておりました。
 まずは事前にその企業が立地するところの外部環境(地勢的な事、人口の事、業種の事、財務のこと)やら何やら色々と調べます。その上で「この会社は○○じゃね?」って言う仮説を立てて、その上で現地でしか出来ない調査(例えばアンケート調査であるとか、社長さんに色々とお話をお伺いしてみたりとか)をします。
 ある程度の仮説を持って行くわけですので、当然現地調査をしてみたとの差異は発生するんですよね。その差異に関してもう一度チェックしたりとかしてみた上で「どんな事実があって、その中にある特徴は何か」って言うことを事実に沿って導き出し、その会社の「現状」を描き出した上で、抱えている問題とその真因を見つけ出します。その「問題」ってのは「理想像」と「現状のギャップ」なんですがね。

 その問題の真因の中で「手を打てて、かつ、手を打つ必要のあるもの」が課題になる訳で、その「課題」を解決するものを提案する、って言う流れなんですわ。・・・とまぁ、書いてしまえば簡単に書けてしまうんですが。

てゆーか「教科書が全てじゃない 正解なんか無い世界」な訳でw。

その「正解のない世界」の中で「何が特徴なんだよ!」とか「真因って何だ?」って言う部分で色々と議論し、悩み、無い知恵絞るって言う部分なんですよね。確かに4Pだの3Cだの色々な切り口ってのはあるのですが、そこらへんをどうやって使っていくのかとかがクソ大変なんですわ。そんな中で「事実に基づかない事を言っても、それは説得力無いからな!」って言うことを相当厳しく言われておりました。

しばらくこの手のネタ続きます。