静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

横浜ライナー運行区間延伸


「そんな乗客数で大丈夫か?」
「大丈夫だ、(当初の想定以上だから)問題無い。」


「神は言っている−。ここ(YCAT)で終わるべき運命ではないと。」


「そんな乗客数で大丈夫か?」
「一番いいの(行き先的に)を頼む」 

 何故かエルシャダイネタを使ってしまった倉庫番ですw。





 しずてつジャストラインは年内に、高速バス路線の静岡横浜線(横浜ライナー)を6キロ延伸し、横浜側の発着地を横浜中華街(横浜市中区)に変更する。利用客数の堅調さを受け、利便性を一層高め、商品力を強化する。
 同路線は昨年12月に開設した。新静岡とJR横浜駅に隣接するYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)とを3時間で結ぶ。1日2往復運行し、延べ利用者数は(9月末現在)は1万2780人。
 「利用は当初の想定以上」(同社担当者)で、2月は中華街全域で春節を祝うイベントが行われたこともあり、平均を上回る1341人が乗車した。3月は最多の2175人に達した。
 7月に利用客に次回乗車料金の割引券を贈るキャンペーンを始めたところ、月200枚以上の割引券利用があり、リピーターの支持を集めていることも分かった。
 同社の調査で、乗車目的が観光中心だったため、定番の観光地である中華街まで延伸を決めた。YCATは経由地になり、人気スポットの「みなとみらい21」(横浜市西区)に最寄りのパンパシフィック横浜ベイホテル東急にも停車する。
 延伸後も乗車料金は変更しない予定。現在、国土交通省に認可を申請している。
しずてつ高速バス・横浜ライナー 中華街、発着地に■10/13 静岡新聞

 写真は静岡新聞webページから。バックに中華街の門が写っているんですが、行先表示は「回送」と。せめて「静岡駅前」って出しても良かったのでは?などと余計な事を考えてみたり。
 twitterの方でも書きましたが、やっぱり「横浜ライナー=観光路線」と言う位置づけなのでしょうか。てっきり羽田空港の方へ向かうのか?と思いましたが、中華街方面への延長運転と言うことでお客さんを掴みたい、と言う事みたいです。確かこの経路ですと遠州鉄道の浜松横浜線と同じ経路になるのかな?と思うところです。
 それ以上にこの記事で興味深いのは「延べ利用者数は(9月末現在)は1万2780人。」と言う乗車実績が出ているところです。試しに計算をしてみたら、運行開始が去年の12/23、今年の9月末で281日なので延べ運行本数は1,124本(東名とかの通行止めによる運休は考慮していませんw)。大体1便当たりの平均乗車人員は11.37人って言ったところでしょうか。


 ・・・え?11.37人/便で「利用は当初の想定以上」?


 3月の休日はお客さんは多かったと思いますが、それでもこの間(って言ってももう8月なんですよね)に乗ったときは10人位しか居なくて「これで路線維持出来るのかな?」と心配になっていたのですが・・・杞憂、なんでしょうかね。
 ただ、この中華街延長、実は横浜に時々洋服を買いに行く自分にとっては案外便利だったりします。日本大通りの近所にあるお店で買ってから遅めの昼飯を中華街で食って、静岡に帰るって言う時には便利になるのかもしれません。後は横浜方面で即売会があったときの帰りとか、駿府ライナーの指定席がギリギリ取れなかったときの代替ルートとか、そんな使い勝手でしょうかねぇ。