静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

小田原駅→箱根町 (B178号車)

小田原駅に着くと、既にフォロワーの方々が到着済。それぞれが何かもう凄いコースで来ていて、ただ東海道線を素直に来た自分が恥ずかしくなる位(おい。待つことしばし、こんなバスがやってきます。

「急行 箱根町」の表記も誇らしく。これが今日のメインディッシュの箱根ターンパイク経由箱根町行臨時バス。自分達の6人以外にも7-8人程度の同業者が撮影をしておりました。個人的に「箱根登山バス」と言えば貸切落としのトップドア車って言うイメージがあるのですが(古っ!)一般路線車、それも長さが少し短いのが来て残念と言うか何と言うか。ところが、これには訳がありまして・・・追々それは書いて行きましょう。

側面には「箱根ターンパイク経由 急行 箱根町」と言う表示。この路線、普段は走ってない路線ですので恐らく今日の運行だけにコマを作ったのでしょうか。そして、乗車記念証をもらって早速乗り込み、9:00に箱根町に向けて出発しました。

今回の経路はこんな感じ。普通、箱根にバスで行く・・・と言うと御殿場から小田急箱根高速バスで仙石原から桃源台へ入るか箱根湯本駅から国道1号線を通って行くのですが、完全にこの「箱根ターンパイク」はその経路から外れています。自分も箱根にドライブに行く事はあるのですが今まで全く縁が無かった道路で、いつも国道1号線から「随分急な勾配の道路だよねえ」って言う感じで眺めておりました。


バスは小田原の市内を走り、箱根板橋の交差点を左折してターンパイク方面へ進んでいきます。小田原厚木道路からの取りつけ道路に入るランプウェイを登っていくと正面に料金所が見えて来ます。

このあたりでもだいぶ登ってきたなと思うのですが・・・とんでもございません。まだまだこんなの序の口です。通行料金を支払った後(定期運行は無いものの、路線バスですので1,800円でしょうか?)、いきなり始まる登り坂。ぐいぐいと高度を上げていくのです。

ふと後を振り向くと相模湾が朝の光に輝いています。ここに新幹線でも走ってくれば非常に絵になると思うのですけどね。ええ。そして、更に高度を上げて

多分風祭付近でしょうか。小田原厚木道路を遙か上でパスしていきます。確かに国道1号から見ると結構高い所を走っているように見えますが、トンでもなく急勾配を走っているのは間違い無いでしょう。

今日のこの便は自分達を含めて約18人程度。一般のお客さんは2名程度と言う事で・・・圧倒的に同業者の方が多かったのですが、それでもwebで告知をした(またの名を箱根登山バスの釣りとも言うw)のでこの位の数字になったのでしょう。右に左にカーブをして行きながら箱根の山を登っていくのですが、伊豆半島初島も望むことができる気持ちいい道路です。まぁ、結構どう見ても走り屋の皆様が多かったみたいですけどね。痛車を見なかったのが残念と言うか何と言うか(マテ。そんなこんなで登っていくと終点大観山に。ここで椿ラインに入るのですが・・・

まるで絵はがきのような富士山と芦ノ湖。本当に今日が晴れていて良かった、ただそれしか言いようがありません。そして一般道を暫く下っていくと箱根駅伝の終点である箱根町

小田原駅から約40分程で到着しました。渋滞も全く無く非常に快適なドライブ。機会があったら今度は自家用車で走ってみたいところです。Pasmoで料金を払ったら一気にバス得チケットが100円付いたり(苦笑)。ここで三島方面に帰る方、湯河原方面へ抜ける方、国道1号経由で小田原に抜ける方と分かれます。

沼津登山東海バス運行の特急三島駅行と三島駅から上がってきた元箱根港行。この沿線にある「初音入口」と言うバス停にもミク廃的に興味があったのですが・・・
「今日は乙女峠長尾峠間の路線を運行するよ」
と言う情報が。で、それもこのバスが乙女峠まで回送になるとの話。こりゃ行かないとならないだろ!と言う事で予定を大幅に変更。初音入口は行こうと思えばいつでもいける訳ですので、ええ。そして、乙女峠を目指して移動を開始します。