静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

頂戴したコメントに対する意見表明


路線によっては、googleで検索すると
公式ホームページより上に表示されることもあります。
>概略をこちらで掴んで頂いて、詳細に関しては各運行会社のページを確認するのが幸せになる近道かもしれません
ということであれば、公式ホームページではない旨、
もっとしっかり表示すべきではないでしょうか?
(例えば、静岡の高速バス倉庫の下に赤字・太字で記載する等)
 ご意見ありがとうございます。頂いた意見に関して以下の通り回答します。
■ご意見の論旨と問題点・課題の切り分け
 コメントで頂いたご意見を拝読させて頂きますと、論旨として「運行会社の当該路線ページよりGoogle検索で上位に当ページが来る路線がある。故に非公式ページである旨を明確にせよ」と読ませて頂きました。
 この中で「問題」かつ「課題」として認識されているのは「公式ページより非公式ページがGoogle検索で上位に来る」というものであり、その「課題解決のアクションプラン」として「公式ページではない旨当ページに表示するようコメントをした」と把握しました。
■企業にとっての真の問題は何か?
 では、企業にとって「Google検索での検索順位が「公式ページ>個人ページ」になること」が全ての問題解決になるのでしょうか?少なくとも私はGoogle検索での検索順位の話は「実はどうでもいい話」だと思います。
 問題は「どのようにすれば自分達の【商品】をお客様に購入して頂けるのか?」と言う点であり、その問題をどのように解決していくのかを考える事、これが大事な事であると思います。
 バス会社にとって運行している各路線は「商品」です。
 その「商品」をどのように販売するのか?ということを考える際に「その商品を購入するのはどのようなお客様か」ということを事前に分析し、そのお客様にとって適切な販促方法を検討する必要があるかと考えます。企業の形態によっては「webでの集客をしないとお客さんが来ない」会社もありますし(例:高速バツアーバスを運営する大多数の企業)、「webよりも自社のリソースを使った方が効率的に集客できる」と考える企業(例:高速路線バスを運行する企業)があります。
 その中で、webページへの取り組みに関しての温度差は当然出て来ると思いますし、バス業界だけの視点ではなく「企業」と言う大きな視点で見た場合にはメディアやwebへの宣伝よりも「口コミによる販促」を重視する企業もあるとおり、企業にとっては「お客様に自社の商品をより多く購入して頂くこと」が一番重要な部分です。
 当然ではありますが、個々の企業は「私企業」であるが故に、経営者がその責任においてビジョンと目標を達成するための経営戦略を策定し、その戦略を戦略マップに落とし込んで具体的な施策(戦術)を策定します。その中で顧客の選好を高めるために「お客様の意見」を幅広く聴取することもありますが、必ずしもその「お客様の意見」を全て聞き入れる必要は無い事に注意すべきです。
 以上の点から、今回当サイトに対して頂戴した意見の中にあった課題を管理人は持ち合わせておりません。すなわち、Google検索において検索順位が「公式ページ>個人ページ」である事に関しては問題はあるものの、解決すべき課題ではない、との認識です。
■ですが、世の中は・・・
 「ネット時代」であるのは否定しません。そのような中で「ファンサイト」的な立場として私も当該路線に関するファンサイトを運営しており、個人的には【検索順位が「公式ページ>個人ページ」】であることはどうなのかな?と思う部分はあります。運行会社の方には「webでの集客は期待してないにしても、SEO対策はしっかりと行って欲しい」と考えています。
■公式ページと非公式ページの関係に関して
 検索順位が「公式ページ>個人ページ」である事について「問題である」と認識しています。その理由としては「閲覧者に誤認識を発生させる懸念がある」と言う点に起因し、何らかの形で解決すべき課題であると認識しています。
 その課題解決のアクションプラン(既に実施していますが)「嫌疑があるときは必ず公式ページを確認して欲しい」と言うお願いと、トップページから今回の更新で新設した「ご利用上の注意」ページへのリンクで解決するものと考えたためです。
 ご提案のあった「各ページに【非公式ページ】である旨を記載」と言う方法も考えましたが、閲覧者の方から見た場合に「そんなに頼りないページじゃ意味ないだろ」と思われるのも当ページの方向性に反する(入口としての役目を果たさなくなる)と考えた結果、現在の記載方法に落ち着きました。
 なお、現段階においても不十分である認識は持っていますので、今後の更新の中で適切な記載方法を引き続き模索していくことにしています。