静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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東名ハイウェイバスで行く「リニア・鉄道館」(4)

 さて、今夜で最後の「東名ハイウェイバスで行く「リニア・鉄道館」」。何故か武豊線でキハ25の走りも堪能してきたので名古屋駅に戻り、バスターミナルに向かいました。

 今までは名古屋駅バスターミナルでは撮影がなかなか出来無い状況でしたが、場所が変わったのでこんな写真も余裕で撮影することができました。左は名神ハイウェイバスの京都駅行特急とひだ高山号高山駅行、右は中央ライナー(バス)号の新宿駅東口行と北陸道昼特急の金沢行。いや、正直どの系統にも乗ってみたいんですよね。静岡だと見る事ができるのが「東京行か名古屋行」程度しかありませんので、正直な話。

 で、待つ事暫し静岡行の急行502号がやってきました。

 まぁ、順当な線でしょう。そりゃぁ・・・翌日の渋新に使うセレガの静岡送り込み車だったらいいなぁなんて事は正直思いましたが、ナンバーを見てみると静岡ナンバーの車両。まぁ、バスの神様はここぞと言う時に降臨してくれますから、あんまり期待しちゃいけません(謎)

 名古屋駅からは窓側がサラッと埋まる程度のお客さんを乗せて出発。その後、名古屋市内の各停留所に停車しながら名古屋インターまで到着した時には既に1時間以上経過。金曜の夕方なので仕方無いって言えば仕方ないところなんでしょうけどね。
 帰りは最後尾の席でノンビリしていったので写真はありませんが短区間乗車の人も居れば、自分のように名古屋駅から静岡駅まで通し乗車の人も居る訳で、ここらへんは直行便とは全く違った「地域の高速バス」って言う印象を受けました。とは言え、昔からの「東名ハイウェイバス」と言うものが残っている雰囲気でした。この当たり前の光景がいつしか「直行便」メインの系統立てに替わりながらも、この「東名ハイウェイバス」は昔の頃をそのまま残している印象です。
 確かに急行便の静岡名古屋系統に関しては2往復しか無くなってしまいましたが、今でも急行便の東京静岡系統は大体1時間に1本程度は残っており、まがりなりにも「地域間の短距離需要」を残している訳ですから、そう簡単に路線廃止と言う事も出来無い状態なんでしょう。この先どの位この系統が残っていくのか、それとも何か新しいテコ入れ策が出て来るのかは確かに気になる部分です。

 ただ、静岡と名古屋、と言うと繋がりは確かにあるのですが「東京」と言う場所の余りの規模の大きさにその「大きさ」や「おもしろさ」と言うのものが霞んでしまっていると言うのが、自分にとっての「名古屋」の持つ印象なんですよね(別に名古屋の事をdisってる訳では無いので念のため)。そんな中で「名古屋」と言う場所が何らかの形でこれから全国にどうやってアピールしていくのかと言う事を考える事は必要だと思いますし、その「名古屋」の良さをどうやって売り込んでいくのか、と言う事が実は必要なのかな?と思うところだったりします。機会があればまたこうやって出かけてみたい所ではあるんですけどねぇ・・・。

 そしていつもの静岡駅に到着。名古屋駅から約4時間、一日楽しませて貰いました。

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 ちなみに、キハ25系あたりから写真の画質が著しく低下していますが、これはコンデジの電源が喪失してしまったためにiPhoneで写真を撮ったためです。充電しっかりしていったつもりなのですが・・・う〜ん、交換用バッテリーをそろそろ買った方がいいのかもしれない。