静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

10年と言う時間の流れ。

 今年の夏向けに「10年間を総括してみよう」的な本を作ろうと思いたち、原稿を日がな一日色々と書いていた。

 ふと思ったのが「10年前の自分に、今の状況が推測できたのだろうか?」と言うところである。正直言えば、今から10年後のこと何か全くわからないって言う事を考えれば、10年前の自分に今の状況を推測できるのか?と言えば「そんな事ぁできないだろ」って言うのが正直なところである。

 技術も進歩する、経済情勢も変わる。
 そんな中で「顧客の認識」と言うものも変わっていくのであるが、それに対してサプライヤー側が「新しい何か」を提供すると言うのはなんと困難なことなのかと考える。

 確かに「長期計画」は必要。だけど、その「長期計画」を墨守する余り、「何に対応しなくてはならないか」と言うのを見誤ってしまうと言う事は避ける必要はあるし、その場その場で適切な判断をしなくちゃならない。

 大事なものは「本当に何をすべきなのか?」と言う事を常に考え続けること、そして、「流れ」と言うものを敏感に捉えるアンテナなのかもしれない。