静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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20年目の同窓会。

 今年で高校を卒業して20年。
 今回は某E社のバスツアーに参加せず、昨日の午前中(つか朝)市内で撮りバスしていたのはこの同窓会に参加していたのが理由。

 正直言えば、最初は申し込んだものの正直気乗りがしなかった。行くのが面倒って言うのではなく、色々とやらなくちゃならないタスクが溜まっていたわけだし、そこらへんを片付けるのを考えていると「行ってる暇無いんじゃね?」と言うところ。

 だけど、実際に会場に着いて、あの頃の仲間たちと飲みながら話をしている間に、そんなキモチがどっかに行ってしまっているのに気づいた。それぞれの場所でそれぞれの道を歩いている。自分も含めて高校の頃では「想像も付かなかった方向に進んでいる」人もいれば、「予想できる道」に進んでいるかもしれないけど、その頃とは全く違う周辺環境の中で進んでいる人も居る。

 恩師の先生からのメッセージにこんなのがあった。
 「残り半分になった人生・・・」

 ああ、何だかんだでそこまで歩いてきてしまったのだな、と言う事を感じた。気がついていても、敢えてそこから目を背けようとしてきたモノ。感覚としてはまだ卒業して10年目と思っていたこと。まだまだ勉強しなくちゃならないことは多いし、まだまだ経験しなくちゃならないことは多い。何よりも、まだまだ色んな事を提供しなくちゃならないし、その提供する事物に対する「責任」と言うものは大きくなってくる。

 別に「意識を高く持つ」なんて言う事はするつもりは一切ないし、自然体で色んなことに当たって行きたいって思う。

 興味のアンテナは高く持って、若い人だろうと自分より上の人だろうと関係なく色々と話をして、自分の引き出しと引き出しの中にあるものを増やしていくこと。それが今の仕事をしていく上で一番大事なんじゃないのかと思う。いろんな意味で「落ち着け」と言われる事は多いけど、下手に落ち着いたら自分じゃ無くなってしまうような気がする。

 まだまだできること、しなくちゃならない事の多さに気づいたような気がする。