意気込みと度量の大きさと。
本業絡みの話を少しばかり。
今週はたまたま取った1本の電話で色々とあった1週間であった。その理由は「制度の併用ができるかどうか」と言う事の確認。
別にそんな事「すぐに出来るじゃん」と思われるかもしれない。
だが、実際にはそう簡単には行かない。現場レベルで色んな規程を読み込み、その規程の裏にあるものを解釈し、その解釈が分からなければ別の所に見解を確認しないとならない。その上で「規程」やら「見解」やら「解釈」を関係者が集まって協議をして「見解案」をまとめ、その見解案をオーソライズするための手続きを取る。その上で「公式見解」を出すことができる。
組織として「面白い事を言うことが出来る」ところと「どう考えても固い事しか言えない」ところがある。そして、「面白い事を言うことが出来る」所が耳目を集めるわけだが、その裏にあるのは「組織としての方向性」をどう作っていくのか、と言う担当者の意気込みと、その担当者の意気込みを認める責任者の度量なのかもしれない。
今年の4月1日も、相変わらずこちらの会社では「それが平常運転」と言わんばかりのネタサイトを作っていたし、自分も一緒に楽しませて頂いた・・・と言うか「大丈夫かよ?」と思う所もあったが、それ以上に「これだけの話題を提供することができる」担当者の意気込みと、責任者の度量の大きさ、と言うものに「やっぱり、これだけの事ができると言うのは凄い」としか思えない。
最終的に「誰の、何のために」と言うことが「行動指針」になるのではないかと再認識できた。