静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「その後の井笠鉄道バス」発刊します (12/31:C85東R02-ab )

「都営バス資料館」様及び「乗りバス系Blog協同組合」様よりプレスリリースを頂きましたので、ご案内致します。

 平成25年12月22日、いずれもバスファン有志でつくるグループ「都営バス資料館」「乗りバス系Blog協同組合」は平成25年12月31日、同人誌「その後の井笠鉄道バス」を発行することを発表しました。岡山県西部から広島県福山市で乗合路線バスを走らせていた「井笠鉄道」が平成24年10月31日に事業廃止したことを受けて作った「追憶の井笠鉄道バス」の続編となります。
 この本は「Project井笠」のメンバーである、岡山・広島・東京など6都県の10〜40代の17人が取材・原稿作成・編集に当たり、「都営バス資料館」「乗りバス系Blog協同組合」が発行をさせて頂いております。



 この本は昨年発行した「追憶の井笠鉄道バス」と同様、「見る」「診る」「観る」の3部構成で構成されています。
 「見る」「観る」パートでは、「都営バス資料館」が発行してきた書籍のセールスポイントであり、商業誌にも掲載された実績を持つ「路線研究」「車両研究」の手法と、「乗りバス系Blog協同組合」が発行してきた書籍のセールスポイントであり、路線バス系同人誌としては極めて珍しい「アキバBlog」にも紹介された「乗りバスエッセイ」、そして、地元の「井笠鉄道井笠バスカンパニー」を愛する執筆者の積極的な取材とその想いを詰め込んだ珠玉のエッセイで、「井笠鉄道井笠バスカンパニー」と言う乗合バス事業者を描き出しております。
 また、「診る」パートでは、「バス趣味」と言う観点から一歩踏み込んで、「経営破綻による事業廃止」という問題が井笠鉄道だけの問題なのか、それとも路線バス事業者が置かれている状況の氷山の一角なのか、井笠鉄道という企業が経営破綻に至った結果は何を地域にもたらしたのか、そして、地域に遍在する諸問題が「公共交通」という分野に姿を現したのでではないか、ということに踏み込んだ論考・エッセイを掲載しています。

【価格と頒布について】
 この同人誌「その後の井笠鉄道バス」は、来る平成25年12月29日から31日の3日間、東京都江東区有明東京国際展示場(通称:東京ビッグサイト)で開催されます「コミックマーケット85」(主催:コミックマーケット準備会)の3日目に出展するサークル「都営バス資料館・乗りバス系Blog協同組合」(場所:火曜日 東地区“R”ブロック02-ab)にて頒布されます。また、後日通信販売や一般書店販売なども予定しております。
 なお、当日の頒価は2,000円程度を予定しております。また、通信販売・一般書店販売の詳細に関してはまた後日ご案内をさせて頂く

都営バス資料館について】
 東京都内で運行されている「都営バス」に関する様々な研究を行なっているサークルであり、毎年8月・12月に行われる「コミックマーケット」で頒布される同人誌だけではなく、「バスグラフィック」(ネコパブリッシング)・「バスマガジン」(講談社) などにもサークルメンバーが寄稿しており、その内容に関しては高い評価を受けています。

乗りバス系Blog協同組合について】
 元々は個人個人で勝手に乗りバスを楽しんでいたメンバーがブログのコメント欄やtwitterで知り合い、色々と交流を深めていく中で生まれたサークルです。脈絡もなく全国各地の路線バスの乗りバスを楽しみながら毎年8月・12月に行われる「コミックマーケット」で頒布される同人誌を作成し、平成24年6月には「アキバBlog」で紹介されました。

 
 恥ずかしながら、今回も私が(今回は本名でですが)編集作業に当たらせて頂きました。そのため、こちらのBlog更新がなかなか出来なかったということや、10月の3連休にミクダヨーさんを受け取りに岡山の方で行っていたりなどという事象が実は発生しておりました。

 編集者&執筆者の一人として、一人でも多くの方にお手に取っていただければ嬉しく思います。