静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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MATSURI DA DIVA行って来た。〜そして「ミクの日」とは。



 今年もやって来たミクの日。
 昨年(2013)は和歌山でのライブだったので行くことが出来ず、一昨年(2012)は東京出張の日程が上手く絡まりミクパの方を観覧して「ここまで来たのか」と感極まり、2011年はライブビューイングのチケットしか取れずに、新宿で見てきて最終駿府ライナーで帰ってきて、3月11日にはあの地震があった。
 2010年は研修中にも関わらずにお台場まで見に行った(帰りの中央ライナーが雪で運休になったので、普通に西武新宿線東大和市まで帰ってきた)ことを思い出す。

 今年も毎年のように見に行ってきた。イベント内容は他のBlogやニュースサイトを見てもらえれば分かると思うので、ここでは書かない。第一部のトークショーでまさかのボカロの中の人が揃って"DECORATOR"を歌ったのを聴けたのはやはり感動した。そして、第二部のミニライブで初めて"The 39's"のバンドサウンドを聴くことができ、"Tell Your World"ではその迫力に呆然とし、オーディエンスの盛り上がりに付いていくことを忘れてしまった。。そして、"Last Night,Good Night"ではストリングスとピアノでの始まりから徐々に盛り上がって行き、最後のサビ近くになってきた所で入ってきたバンドサウンドに背筋が震えた。



 そして今日、いつものように高速バスで静岡に帰ってきた。
 そんな中でふと思ったのは「ミクの日って一体なんだろう?」と言うこと。

 去年は8月31日にライブが横浜アリーナであったワケだし、上市された日を「誕生日」と定義するのであれば、そちらの方が相応しいかもしれない。そして、今では伝説となっら「ミクfes'09(夏)」が開催されたのは8月31日だった。でも、3月9日を「ミクの日」って言っている。

 みんなで集まって何かをする一つのきっかけであるのかもしれないが、今まで自分がこの界隈に片足を突っ込んでからの事を思い出してみると、確かに色んな事がそこにはあるような気がする。
 静岡の片隅で高速バスの話を活動領域としている人間が、今まで全然関わりのない領域の方と(仕事では繋がる可能性があるにしても)繋がって、色々な事をするようになったと言うのは、自分の中で「本当に俺が出てしまっていいの?」と言うような事も感じながら「出来ることをやるんだよね」と言うようになった。6年と言う時間の流れ、そして、その中で経験してきた事は余りにも大きい。

 「今まで出会うはずの無かった色んな人やモノ、コトがミクさんを通して出会い、新しい何かを生み出して行った事を祝い、お互いに感謝する一日」

 これが自分にとっての「ミクの日」の定義だと思う。

 いや、何もボカロ界隈の話だけではない。バス関係にしても同じような事は実際に起こっているし、自分が編集に関わった「追憶の井笠鉄道バス」や「その後の井笠鉄道バス」を通して、点は線になった。去年からの中で、このバス関係の繋がりとボカロ関係の繋がりが重なるという出来事もあり、世の中の狭さを感じながらも、やはり根底には「想像も付かなかった出会い」や「想像も付かなかった新しいコト」への期待と、その中で自分のような存在に何ができるのか、ということを考えている。

 だからこそ、今まで出会った皆さんにまずは感謝を。
 そして、これからもよろしくお願いします、と言う決意の表明を。