守りたいものがあります．

(;´Д｀)ｙ―┛~~．
気がつけば日記全然書いてなかったのねん(藁．つーわけで，久々に日曜の朝に起きれたので書いておく事としましょう．

■おまえら，熱いよ！
最近，こんな本を読んだ．

星野重雄，西岡昭夫，中島勇著(1993)「石油コンビナート阻止　沼津・三島・清水，二市一町住民のたたかい」東京:技術と人間社

「政策科学の基礎」って言う授業の中で先生がこの事例に関してちょろっと言っていたのが気になって，レポートも一段落したもんで読んでみたんだが・・・，熱いよおまえら，お前らのおかげで今の沼津や三島があるんだな！って思うと正直目頭が熱くなったよ．マジで(BGM:Trust You're Truth-明日を守る約束).

えーっと，ちょっと補足．
その昔，魚が激しく(゜Д゜ )ウマーな沼津や湧き水(゜Д゜ )ウマーな三島，そして，その間にある清水町（清水市とは違います）に「石油化学コンビナートを作るぞ(゜Д゜ )ゴルァ!!」と言う計画があったんですが，その計画を保守・革新なんて言うイデオロギーを乗り越えて「自分たちの地域を守りたい」って言う想いで吹き飛ばしたって言う住民運動があったんですわ．それに関して書いた本なんだな．

正直に言います．「住民運動」に対する価値観がマジ変わりました．
自分たちのまちを守りたいと言う想いは右も左も変わらない，って言うことですわ．確かに「市民」運動って言うものに対する裏のドロドロしたものは・・・今でも正直好きになれない（と言うか，そんな運動を使って自らの勢力を拡大しようとするいわゆる「革新政党」の手口は気に食わない，つーか，最低って思っている）んですが，そんな想いを持って行動する人の気高さ，そして，「何とかしたい」って言う熱い想いは，いつまでも持ちつづけていかなくてはならないって思うんですわ．

「われわれはいのちを守る．生活を守る．愛鷹の緑を守る．駿河湾の青を守る．世界一の柿田川の水を守る．霊峰富士をのぞむすみきった空を守る．」(星野他,1993)

先人の想いを裏切りたくは・・・無い．