静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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社会学って何よ?

このあたりが今日の最大の難関なのだが,「地域社会学」ってもんの講義を修論指導担当教官から受けたのだが,ぶっちゃけ,「分析して,一体どうなるのよ?」って言う感じを受けた.いや,分析をする必要性ってのは確かに分かるのだが,分析をした結果をどのように今後の地域政策に反映させていくのか,って事を考えると結構難しいと言うか,むしろその部分ってのが「政策科学」って言う学問のキモじゃないかち個人的には思う.確かに自分自身,10年行ってないとは言えどもそれなりに社会経験を積んできたわけだし,一応は「実践」の重要性ってのは分かっている.その反面「理論」って言うのは持ってないのが正直な話ではあるんだが.で,そう考えると・・・学問的な位置付けをどうするかって言うことにすげー難しさを感じるような.

・・・とりあえず,もう一度自分のやりたい事を書いてみる.
「地域に住む人みんなが幸せになるために,行政機関は一体何をすればいいのかを探求する」
これが究極的な目標であり,その目標を達成するために
「公共機関でしかサービスできないことをサービスする」
と言う事が考えられる.で,この「公共機関でしかサービスできないこと」って言うのは,民間では採算の関係からサービス提供が困難である各種政策であると考える.でも,これらのサービスを提供するためには,ぶっちゃけ必要なのは「金」である.金じゃなくって「まねー」である.んじゃ,その「まねー」を行政機関が得るためにはどのようにすればいいのか?
「税収を増加させる」
この一言に尽きる.だけど,この不況のご時世じゃ正直法人住民税はなかなか増収にならないってのが現状.おまけに,「三位一体の改革」で財源委譲が国から地方へ行うって言っても,現実的には各地方(って言うか,この場合は都道府県単位だろうけど)に財源が移ったとしても決して地方交付税より多く金を貰えて(゜Д゜ )ウマーな所ってのはそんなに多くない筈.そうなると,それぞれの都道府県でどうすればいいのか?
「産業振興」
では無いだろうか.確かにこのご時世,産業振興ってのはぶっちゃけイケてないのかもしれない.だけど,大手企業の年功序列も弾けている現状だと,「自分が持っている技術(アイデア)で金儲けできないか」って言う考え方をする人も多いはず.そうなると,Ambitiousを持っているそんな人を支援する事によって財源を確保することが出来るのではないだろうかって思う.
だけど,正直な話,「地域」にはそれぞれ独自の顔があり,その地域の「顔」は「文化」そのものである.そうなってくると,ベンチャーを多く創出させるためには一体何が必要なのか?を考えなくてはならないだろうし,少なくとも皆さんから預かっている税金で支援をする以上はその「可能性」(ビジネスプランやら持っている技術やら色々含めて)を見極めることが必要ではないだろうか.そんな中で「地域の持つ特性」をどうやって見極めるか,そして,「ベンチャー創出」や「中小企業の経営革新」のためには一体何が必要なのか?それを研究する必要がある.
「地域の持つ特性を生かした産業振興を行うために必要なものって一体何よ?」
それを研究したいっておいらは思って大枚はたいで大学院に来ているはずだし.つーか,それがやりたかったんじゃないか小一時間(ry.