静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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ユニバーサルデザイン,ってっことで

 思い出したんだが,静岡駅に「電車が到着します,ご注意下さい」って言うLEDの掲示板が出来た.他にも何故か興津にも設置されているのだが,実は「バリアフリー対応になっている駅」に設置されているんじゃないのか?って言う疑惑(疑惑なのかよ)が急浮上.まぁ,電車が来ているのに気付かないでホームから線路へダイヴなんて言うのも洒落にならない話だから,いい傾向なんじゃないのかな?って思う.だけど,どうせLEDで表示するんだったら,プログラムを少し改修した上で電車の到着時間も表示できるようにした上で全駅に設置,ってやった方がいいんじゃないのか?って思うんだが.一体どうなんだろうなぁ.到着前に表示を切り替えれば問題はないかと思うし.
 あと,比較的最近の電車に「車椅子スペース」が改造で設置されている.草薙駅の階段の関係でそのスペースがある車両に乗る事は少ないのだが,果たしてどれだけ有効活用されているのかって事はぶっちゃけ疑問のような気がするが.まぁ,立ち席スペースが増えたって言う事でヨシとするべきなのかなぁ.
 ただ,この手の問題はいくらハードを改善してもソフトをどうやって良いものにするのか,って言うのがキモなんじゃないのだろうか.それこそ,ハンディキャップのある人が電車に乗るって言うのは一苦労な訳だし.正直に言えば乗っている側の人間もちょっと引く部分もあるんじゃないのか,って思うわけで.そんな状況になっているんだったら,それこそ折角設置したハードだって無駄になってしまうんじゃないのかって思う.変な話だが.いつ自分がそんな立場になるか分からないし,恒常的にそうならなくても怪我とかで一時的に車椅子を使ったりする必要性も出てくるかもしれない.一番いいのは,「そんなのは個性だし,必要とする人が居るんだったら,さりげなく手伝う」って言うそんな考え方なんじゃないのかと思う.理解とか教育とかそう言った仰々しいものじゃなくって,もっと自然体に,もっとさりげなく,そんな風になるのが有るべき姿なんじゃないのか?