静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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引き続きレポートゴリゴリ書いている

 いや、相変わらずです。もう、「下書き感覚」丸出しなんですが(苦笑)。とは言うものの、何か「富士山麓ファルマバレー構想」の見取り図って言うものが頭の中にぼんやりしながらも見えてきたって言う感じなのかなぁ、って思うわけで。レポートそのものは、後は「問題点」の指摘をまとめる(いや、サラッと書いているけど、これを言葉にするって言う事は結構難しいわけでさ)と言う部分までになったんだが、明日の夜引き続きゴリゴリやれば何とか間に合いそうって言う感じか。
 自作自演( ・∀・ )カコワルイ!!って言う感じになってしまう事を恐れずに言えば「本当に上手く造り込んでいるなぁ」って言う感じになっているわけで。全体構想から個別構想、そして個別構想がもたらす結果とそれを実現するための戦略の構成の仕方って言うものに関しては。実際、はたから見たら「福祉政策」っぽく見えても、それに関連する産業政策的な側面もあったりとか、産業政策を実施するための地域政策の組み立て方、って言うものは。
 けど、気になっているのはやっぱり「地域文化」って言う観点なワケで。確かに交通基盤や地理的基盤ってもんは伊達に揃ってないワケじゃないんだが、やっぱり人間がやる事なワケで、「文化」って言う言葉を「人間の営み」って言う視点で見ると・・・どうもそれが欠けているような気がする。浜松のように報徳思想に裏付けられた明確なPolicyが地域住民にあるわけじゃなし、おまけに静岡県東部なんてもんは、東京方面へ通勤している人も多くいるワケでね。まぁ、三島市長は「三島は静岡の鎌倉です」って言って、商工労働部長に怒られたって言うワケなんだが、この発言の裏には「地域固有の文化」ってもんを捉えにくい環境に実はあるんじゃないのか?って言うような事を感じてしまう。自分も沼津にガキの頃住んでいたので(確かに沼津は好きなまちだし、できるならば沼津に住みたいって思っている)、今更ながら「固有の文化」的なものをそう言えば感じなかったなぁ、って思うわけで。
 これが東京だったら色んな人が集まる事によって「混沌」の中から新しいものが生まれてくるワケなんだが、果たして研究者を域外から招致して、そこに東京のようなモデルで文化が形成されるのか?って言えば正直疑問。そんな文化が形成されたとしても、やっぱり距離的な部分からどうしてもそのベクトルは東京へ東京へ・・・って流れていく部分はあるんじゃないのか?って思う。そうなってくると、やっぱり自分らの手で「これぞ○○」(○○の中には地名が入るワケでさ)ってもんを見出して、それを核とした地域作りをする必要性があるんじゃないのかって思う。
 まぁ、この部分を作るのはリアルにその地域に住む人なワケで、少なくとも旧清水市内に住んでいる人間ぢゃ出来ないって言う部分はある。ただ、少なくとも言えるのは「新しい文化を創造できるまちか?」って事になるんじゃないだろうか。それが出来れば、変な言い方かもしれないが答えは出てくるんじゃないだろうか。少なくとも、「物づくり県」と言いながらも、色んな意味で「創る」、目に見えるモノだけじゃなくって、マインドとかそーゆー面からもね。