腹決めたよ。

　「横糸になりたい」。そうおいらは常々思ってきた。そりゃ、仕事の上で縦糸の役目はこれからして行かなくっちゃならないし、それ相応の勉強もしなくちゃならない。あと何年後になるかわからないが、それこそ「診断士養成課程受けてこい」って言われるのは確実だし、それがなくっちゃ仕事にならない。
　けど、何で高い月謝や定期代を払ってわざわざ東京まで通っているのか？友達と遊べる可能性を潰しているのか？・・・やっぱ、自分が「地域」ってもんを大事にしたい、って思っているから。人が居て、出会って、その波動が大きく広がって、また新しい人を呼び込んで、もっと大きくなる。そして、そのプロセスの中で色んな想いが受け継がれる。そんな「まち」においらは惹かれている。だから給料安くたって今の仕事が大好きなワケだし、色んな可能性が広がると思うから、無い頭を捻っている。
　だったら、自分のその想いに素直にありたい。と言うか、素直にならなくっちゃならないって思う。
　まだまだ見たことのない高いハードルはある。けど、自分の想いで、自分の言葉で、乗り越えて行く事が今やらなくてはならないこと。経営と言う観点は必要だけど、それ以上に「まち」や「地域」って言うものの本質を考え、その本質を活かした産業政策のありかたを考えること。それが一番やりたい事だから。