静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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夏ゼミ

 学校は夏休みなんだが、所属しているゼミでゲストスピーカーの方が来られると言うので出席。今日の方は指導教官と研究室が同じ人で、農水関係の方。専門分野は農業関係の流通問題。直売所の話やらトレーサビリティーの問題等が主なトピックになる。個人的には農水マターは正直言って弱い部分があるんだが、自宅の近所に俗称「田舎のドライブスルー」と家庭内で言っている無人販売所があったりとか、農家の直売所にも買い物に出かけたりとかで結構興味のある分野だったりする。
 詳細はここでは書かないが、思った事は「農業を農業政策と言う観点だけで見ていいのか?」って言う部分だったりする。・・・あれ?この「農業」と言う言葉を「産業」(この場合の産業は商工マターと考えて下さい)と言う言葉に置き換えれば全く同じじゃないか。確かにそうなんだよなぁ、と思いながら色々とお話をさせて頂く。確かに農政関係って言うのはおいらの知る限り、ある部分(観光とか地域って言う面において)は商工に比べると正直遅れている部分があるのかもしれない。だが、そんな部分をどうやって乗り越えていくのか、って言う事を考えると、そこにはやっぱり「農業」って言う観点だけで解決する事の出来ないものが存在するような気がしないでも無い。
 結局は、地域の資源をどうやって見つけ出し、その見つけ出した資源をどのように活用するのか?って言う所に落ち着いてしまうのではないだろうか。昨日コピペ大臣さんから頂いたコメントで「地域における人材不足」と言うものがあったが、確かにそれは言えるなぁ、と思う。マーケティング的な側面もあるだろうけど、様々な政策分野を横断的に捉え、それを考える事の出来る人材って言うものなんじゃないのか?って思うわけで。自分もその「横断的に考える事ができる」ようになりたい、って思っている所ではあるんだが、やっぱり基本的には商工屋さんになってしまうのかな?って思っている。それも、実際に事業に携わると言う事ではなく、総務事務屋と言うまた何とも言えない寄生っぷりではあるがw。
 まぁ、何にしても他の分野の話を聞けたって言うだけでも色んな収穫があったって思うし、直接修論にFeedbackはしないにしても、考え方の根底にはなるんじゃないのかな?って思う。