静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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9月11日から学んだ事

 3年前の9月11日をやっぱり思い出しますな。確か、あの時は東大和市にある中小企業大学校へ一週間研修に出されていました。で、何気なく携帯に入ったニュース速報であの事件の事を知った。「まさか、これって壮大なネタでしょ?」って思いながら、気になってY君の所に電話をしてみたら「マジでエライやっちゃですよ」と言う話だった。で、ロビーにあるテレビを見たら・・・ネタがネタじゃなくなっていた、って言う記憶がある。
 それから3年、世界はやっぱ変わったのかな、って思う。
 テロとの戦い、それは分かる。けど、どっかの国のように「自分たちが信奉しているものが、唯一的な価値を持つ。だからこそ、自分たちの考え方を世界に広める」って言う行動は一体どうなんだろうか。
 いや、その国の価値を認めない訳じゃない。現に自分が使っているPowerBookG4iPod miniだってその国の会社のものだし、それ以前に日本って言う国だってその国があってこそ、驚異の復興を遂げて来たって言う事実だってある。そんな面では正直言って「逆立ちしたってかなわねーよ」って言う部分はある訳で。だが、「逆立ちしたって(ry」って言っているだけで本当にいいのだろうか?
 やっぱり「言うべき事はしっかりと言う」って言うスタンスや、「自分たちの事をまずは考える」って言うスタンスは必要なんじゃないのだろうか。その国の属国では無いし、少なくとも主権を持っている。その中でこの国の「かたち」や「グランドデザイン」って言うものを明確にし、そのかたちを実現するためにどのように行動すべきかを真摯に考える必要があるんじゃないのだろうか。
 そのためには、様々な事を相対的に見つめるって言う態度が求められるんじゃないか。
 少なくとも人間がやる事に「絶対」などと言うものは無い。それが分かっていれば色んな事が上手く回るような気がするんだが・・・一体どうなんだろう?