東名高速線特急102便
いや、別にこのページのネタを作るためにバスに乗ったんじゃない。12日に都内でちょとした用事があったって言う事と、学校が夏休みのため、定期券を持ち合わせて居なかったと言うただそれだけの理由である。
別に普通電車で出かけても良かったし、「あさぎり」で出かけても良かった。だが、学生証を見せるだけで学生割引が使える、ただそれだけの理由でバスを選んだまでの事である。で、東京着が18時ちょいと前と言うなかなか良い時間である、って言う事で選んだのがこの102便。定期便の東名高速線の特急便はこの１本だけ。気がつけばまたマニアックなチョイス。
この日のために準備したiPod miniのプレイリストは、題して"Highwaystar"。東海道昼特急の影に隠れてしまいそうな、伝統の東名高速線。「我こそがHighwaystarなり！」と誇らしく宣言するかの走りを期待してなんだが・・・あれ？いきなりこの渋滞かよ。まぁ、工事渋滞だから仕方ないよねぇ・・・と思いながらも、内心では「まぁ、今日中に東京着けばいいし」と思っているので、この位の渋滞は全然気にならないつもり。ちなみに、この工事の内容は防護柵(中央分離帯のアレね)の補修工事だかで。ちなみに、今日の静岡駅発の乗客数は確か16名。東名高速線の適正人数かと思う数字。
渋滞を抜けると、いよいよ「特急」の名前に負けない走りっぷり。もう一度プレイリストを最初から再生し直して走りを堪能。静岡駅・東名静岡・東名富士・東名愛鷹・東名御殿場・東名江田・霞ヶ関・東京駅と言う停車駅は、超特急「東名ライナー」とほぼ同じ。何故この中途半端な時間帯に、中途半端な本数が「特急」として残っているのか、まぁ、ヤボな事は余り考えないでおこう。ただ思うのは、やっぱり静岡発朝と東京発夕方の東京〜静岡系統は「特急」にして貰った上で、可能であれば座席指定にしてもらった方が「確実に座れる」って言う安心感があるんだけど・・・って思うんだが。
そして、東名高速随一の景勝地であり、同時に一番のネックでもある由比の海岸に出る。そう、東名高速の中でここまで海岸沿いを走るのはこの由比海岸だけしかない。そんな由比の海岸を気持ちいい音楽を聴きながら快適にクルージング。自家用車でこの道を走るのも楽しいが、やはりハンドルを持たずに景色を楽しみながらのんびり過ごすのは東名高速線だけに許された贅沢ではないだろうか。そして、まどろみへと誘われるように・・・。
知らない間に東名富士を通過していた模様。そして東名愛鷹で10分間の小休止。いや、正直に言えば個人的には足柄SAで休憩を取って欲しい所なんだが、残念ながら大人の事情ってやつで愛鷹で休憩らしいんだが。まぁ、取りあえず写真を１枚撮っておく。
バスそのものは別に珍しくは無いんだが、この緑色の「特急 東京駅」と言う行灯の行き先表示は正直言ってなかなか（個人的に）見る機会が無いのでまぁいい機会だろう。そして、お約束の( ´ー｀)y-~~をしてから再びバスに乗車。まぁ、ガキの頃は車内で煙草を吸えたみたいなんだがな。
沼津ICを通過して、県立静岡がんセンターが見えたのは記憶にあるんだが、そっから先、確か横浜あたりまで完全に記憶が飛んでいた。そして、目の前に入ってきたのは首都高へと続く道、その奥に見えるビル。いや、このビルを見ると「東京へ来たんだなぁ」っていつも思う訳なんだが。ここまで来ればもう一歩・・・って思う。しかし、東京出口から環状８号線に出る車の波、これは一体何を意味するんだろう？まさか、首都高名物の 大 渋 滞 ？
この瞬間、「ああ、東名江田で田園都市線に避難すれば良かった・・・」っていつも思います(苦笑)。
用賀本線料金所を出て、駒沢当たりまでは何事もなかったように平気で走っていたんだが、そっから先が大渋滞orz。
上の写真は三軒茶屋付近の渋滞案内板だが、3号渋谷線は「この先混んでいますが、何か？」と言わんばかりの染まり方。実際には赤で表示されていたんだけどな。もうこうなったら（って言うか、東名江田の段階で)このバスと一蓮托生なので「いいよ、走ってりゃ着くんだから」って完全に開き直ります(苦笑)。まぁ・・・こんなもんなんっすよ、首都高の渋滞なんてもんは。かれこれ20年近く東名・首都高3号渋谷線を使ってきた身には( ´ー｀)y-~~てな感じですな。
いや、やっぱり東京は違いますな。静岡でiPod miniどころかiPodのCMすら見たことありませんぜ、Appleさん(苦笑)。んまぁ、んな事は別にして、その後霞ヶ関まで約15分程度かけて走走り、おいらは霞ヶ関でバスを降りて東京メトロに乗り換えました。まぁ、その後は何故かApple Store Ginzaに用もなく行った訳なんですが・・・。まぁ、所用で高速バスに乗るってこんなもんなんです(苦笑)。まぁ、たまに乗るのはいいかもしれないですが＜東名高速線
