静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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マスタープラン策定地域協議会(第1回)

 と言うわけで参加してきました。色んな意味で面白かったです、と書くと某公共機関の中の人に激しく突っ込まれそうな感じもしないのではないですが(つーか、ツッコミ大歓迎)、敢えて色々と書いてみたいと思います。
 自分自身は正直言えば清水生まれでも何でもないですし、どちらかと言えば三島や沼津に住めるのなら住みたいって思う人間ですし、職場も学校(まぁ、高校の頃の話って事で)も旧静岡市内ですし、おまけに言えば買い物も旧静岡市内です。んな人間が何でそんな協議会に参加しているのか?って言えば、「旧静岡市に負けないでくれ」って言う想いなんですわ。ええ、ただそれだけ。つーか、清水ってもっとポテンシャルがあるんじゃないのか?って思うんですわ。次郎長親分も出た、日本で初めてマグロ(鰹だったかな?)からインシュリンを作った、そして何よりも、旧静岡市にない「港」を持っている。そんな地域リソース(インシュリンが地域リソースかって言われれば?なんだけど)を持ちながらそれを産業でも何でも活かし切れてないって言うのは、産業屋さん駆け出しのおいらから見て正直歯がゆいんですよ。まぁ、何も産業だけって言う観点から物事を話しちゃならねぇって言うのは分かるんですが、「もっと何とかならないのかよ」って言う部分があるだけに。まぁ、それを色々とこの協議会の中で言って行きたいって言う部分も有れば、自分が実際に大学院で学んでいる事がどれだけ実践で役立つのかを試してみたいって言うのもあるし、「地域」ってもんを自分自身を含めてどう考えているのか?って言う、いわば参与観察みたいなもんもあるんですわ。市役所の方には正直申し訳ないけどね。
 けど、折角行ったのはいいんですが・・・何で自治会の代表のような方ばっかなの?って言うのが正直な所かと。市の総合計画があるが故の地域割りなんだろうし、今までの考え方からちょっとは離れてみて「新しい視点から考える」って言う事が必要なんじゃないのだろうか?って思うんですよねぇ。まぁ、変な話「行政との協働」にせよ、PIにせよ「逃げ道です」って言う考え方があるのは正直言って否定はしません。けれども、市が開催する色んな委員会のメンバーが固定化している状況を考えると、正直言えば「市の方向性を追認する」って言う形になりかねないんじゃないのか?って個人的には危惧感を持っている訳で。いわば「市の名士」って言う人が本当に市民の代表となり得るのか?って言う点なんです。
 まぁ、別に偉そうな事を言うつもりはありませんし、偉そうな事をするつもりも一切ありません。おいらとしては、この協議会を通して「自分たちがやっている仕事を外部から見たとき、どのように見えるのか?」って言う事を考えながらも、「こんなまちに住んでみたい」って思えるような地域計画を創りたいって思います。そして、この「清水」って言う地域が「静岡に合併されてしまったけど、それでも【清水】って言う都市のブランドを持ち続けている」って他の市に住む人たちに羨ましがらせてみたい、って言う事を考えています。
 この日記でも、この「地域協議会」の事は折に触れて書いてみたく思います。