「印刷解体」

　夏休みを有効に使おうと思い（今更夏休みって言うのもナニでアレなんだが）、ここに書いた「印刷解体」と言う展示会に出かけてみた。詳細はまた後刻（って言っても新幹線の車内で書いて、自宅でアップなんだが）にでも書きたいと思うが、思った事は「まさにArtだな」って言う所か。
　Artって言っても「文化」って言うそんな狭っちい意味じゃない。まさに「手技」と言っても過言じゃないと思う。それこそ、活字が売っているので、そこで「文字を拾う」と言う体験がそこでできる訳なんだが、「凛」と言う文字を探すのにそれこそ２０分は余裕にかかった。結局それでも見つからず、「創」と言う文字を探したんだが、結局それでも30分。確か展示会の会場で「銀河鉄道の夜」の文字を拾う作業に1時間30分、と書かれてあったので・・・うわぁ、やっぱりこれ、職人のArtだよ。今じゃこんな小さなパソコンで簡単にblogでも何でも更新できる訳なんだが、昔じゃこんなのは思いも寄らなかったんだろうなぁ・・・って思うと、正直凄いって思う。
　「創」と言う文字、何かを産み出すって言う意味でおいらは大好きな文字。多分、通勤＆通学鞄の中にお守りのように入れておくんじゃないのかなぁ・・・って思う。何かを創り出す人間のはしくれとして。