静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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締結までは行きましたか


静岡市と由比、蒲原両町の合併協定書締結式が3日午前、静岡市内のホテルで開かれた。小嶋善吉市長、山崎寛治蒲原、望月俊明由比の両町長が石川嘉延知事の立ち会いで協定書に署名した。
 新「静岡市」は平成18年3月31日に誕生する予定だが、合併協の最終会合で両町議員が合併に反対するなど、両町議会が合併関連議案を可決するかどうかは流動的だ。
(中略) 
 1市2町の合併が成立すると静岡市は面積1411平方キロ、人口は約72万9980人になる。各市町議会で合併を確定させる廃置分合議案が可決されれば、本年度内に県知事に合併を申請し、財政支援などが受けられる合併特例法が適用される。
 蒲原町は合併の賛否を問う住民投票を13日に実施する。由比町では締結式後の午後、臨時会を開き、同様の住民投票条例案を審議する。
静岡市と蒲原、由比町 合併協定書に調印 来春実現は流動的 2/3 静岡新聞
石川君の午前中の予定はこれだったのね(謎、という話は別にして、個人的にこの合併が上手く行くのかどうかは正直言って疑問。まぁ、広い視点で言えば広域行政を行って効率を上げると同時に、地域協議会を正式に作った上でそれぞれの地域資質に応じた施策の実施を行うのならば合併も有用だとは思うんですが、果たして一体どうなるのかなぁ?って思います。
少なくとも、今年の4月には「清水区」や「葵区」って言う形で政令指定都市になってしまう訳なんですが*1、もし、この由比町蒲原町を「清水区」の中にぶち込んでしまうなんて言う事を言い出したら、おいらはこの合併に反対です。ええ、反対。
個々の地域の取組みを幅広く、密着して支援できるのが政令指定都市のいいポイントだとは思うのですが、それと逆行だけはして欲しくないなぁって思います。

*1:果たして「特定市内制度」が出来るのかどうか。電車の話だけど