静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「そうだ小田原に住もう」


 小田原市は、新たに市内に転居し、都内などへ自己負担で新幹線通勤する市民に対し、新年度から年五万円を助成する事業「そうだ小田原に住もう」を始める。十六日に開会する市議会定例会に関連議案を提出し、可決され次第、実施する。働く現役世代の定住を促進するのが狙い。
 同市は本年度から職員によるおだわらルネサンス推進本部を設置し、次長級によるプロジェクトマネジャーが事業を練っていた。新幹線通勤支援はこうした中で出たアイデアのひとつ。
 対象は小田原駅から新幹線通勤定期を使って東京、品川、静岡各駅を経由して勤めている市民。市によると、現在、同駅から定期券で新幹線通勤している人は約三千人おり、新しく市民になるとみられるのは五十人程度と試算した。支援事業をPRするためのポスター代五十万円を合わせて予算総額は三百万円。
 対象者は企業の就労証明書や住民票などで確認する予定。自己負担額の二分の一、年五万円を上限とし、助成は三年間。希望者多数の場合は補正予算で対応する。
 連携事業として対象者が駅近くの城内臨時駐車場(市公益事業協会運営)を利用して通勤する場合、駐車料金一日最大千円を三百円に割り引く。
 市によると、同市の人口は一九九九年十月の二十万六百九十二人をピークに微減しており、昨年十月の統計では十九万九千二百九十人。二〇〇〇年十一月に特例市(人口二十万人以上)になっている。
新幹線通勤者に最大5万円助成 小田原市、転入者の定住促進東京新聞 2/13
 東京や横浜はまぁ別として、静岡方面でもOKですか。これを機に小田原に引っ越してしまおうか・・・とか言ってみる。東京や新宿へ東海道線湘南新宿ラインで一本で出れるし、静岡までこだま号で約1時間程度で通える訳だからなぁ。・・・って考える某県関係者が居たら居たでそれは怖いし、某県の場合、確か小田原は新幹線定期支給範囲になると思った。
 果たしてどれだけの効果があるかどうかは分からないですが、取り組みとしては面白いものがあるのではないかな?って実は思っています。新しい市民が増える事によって都市の活気が出てくればそれはそれで面白いと思いますし、やっぱり人口減による住民税収入が正直言ってかなり厳しい状況にあるんじゃないのかな?って思っていたりします。まぁ、仮においらあたりが小田原引っ越してみた場合、個人が納める住民税が年間約8万、定期券補助が5万って言う事になると、差し引き3万円しか小田原市に納付しない事になりますが、そこで消費活動を行ったりする事によって、市全体で見た場合にはそこそこの増収になるのではないかと思っています。
 でも、そこで問題になってくるのは、小田原市に「お金を落としてもいい」って思えるだけの施設があるのかな?って言う部分になってきます。公的機関は別にしても、ショッピングセンターとか、その他諸々の施設になって来るんですけど。その部分が無ければ、ただ単に貴重なお金が出てしまうだけになってしまう訳ですから、果たして新幹線通勤客にお金をばらまいた所で、一体どれだけの効果になるのかと。
 とは言え、小田原の利点って言うのはやっぱり沼津と同様に近海ものの魚が( ゜Д゜)ウマーな所や、箱根が近かったりするって言う事と、海と山が生活の中にありながらも、交通の便が非常にいいって言う所だと思います。さて、今後どのようになって行くのでしょうか。