静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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中板橋で桜と電車と撮り鉄と。

 石神井川の桜が凄いらしい、って言うのは以前から知っていましたし、表のBlogでも「花より団子だけど、一度見に行ってみたい」って何回と無く書いてみましたので、丁度満開の時期を狙ってGO。
 和光市からときわ台駅に到着。何でときわ台なのか?と言えば「一度歩いてみたい」って思ったワケなんですわ。中板橋駅からときわ台駅の先っちょが見えるワケでして。まぁ、それこそ思い起こせば幼稚園の頃から「やってみたい」って思った事を、約30年弱の時を経てついに実行するワケで。きっかけが無いとこーゆーのってやりませんからw。
 改札を出て踏切を渡り、線路沿いにテクテク歩いていきます。空は青いですし、風も気持ちいい。まぁ、花粉ばっかりは仕方ないのでマスクはしてますが。こんな楽しい気分で歩くのは本当に久しぶりです。でも、桜はまだ見えてきません・・・あれ?何でなんでしょうか。何か気も焦ってしまいますが、車で普段は走る環状7号線の上を歩いて渡り、東上線のガードを潜るとそこは、淡いピンクで彩られた風景でした。満開の桜、そして、舞い散る桜吹雪。正直、静岡でもこんな所は見た事ありません。思わず放心して眺めてしまいました。こんな所が東京にもあったんだけど、今まで知っているだけで、実際に見る事無く過ごしてきたんだ。すげー勿体ない事していたんだ・・・って思ってしまいましたよ。

 そして、その桜並木の中を歩き始めます。取りあえずは、折角のこの風景と東上線の電車を組み合わせて何枚か撮影。・・・あれ?この光景ってどっかで見た事あるなぁ、って思い出すと伊勢崎線の浅草駅発車直後に渡る隅田川の光景なんですね。まぁ、向こうとこちらは全く違いますし、それぞれの良さはあるんでしょうけど、個人的には中板橋の石神井川の方に惹かれます。まぁ、おいらにとっての「田舎の風景」って言うのもあるかもしれないんですが、それ以上に「桜の密度が濃い」って言うのもあるのかもしれません。いや、それよりも何よりも、ある面どこにでもある風景、それが多分何物にも代え難い魅力を持っているのではないでしょうか。
 そして、東上線開業何十周年かで昔の塗色に塗り替えられた電車を幸運にも撮って、石神井川の側道を歩いてから中板橋駅へ。で、来た電車は8112F。あれ?ときわ台まで乗った電車と同じじゃないですかorz。その後、再び東京メトロのスタンプラリーをするために池袋まで。