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国際シンポジウム

 まぁ、取りあえず聴きに行ってきた訳で。
 考察は来週のネタにしたいと思っているので、取りあえずメモってきたものを貼り付けてみます。
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10/28 国際シンポジウム 講演内容メモ
Tittle「地域自立のもとでの‘クラスター、イノベーション、そして支援体制’
1 法政大学総長挨拶
 人口減少の中でどのような産業政策が求められるのか。
 低位推移、それも高齢化を含めて傾向を下回る方向で人口推移をしているのではないか?
  →「知識基盤社会」になっている方向である。そのために何をしなくてはならないのかを必要がある。
  地域の活性化こそ「地域基盤社会」の基礎である。人材活用の仕組み作りをする必要がある。

2 シンポジウム趣旨等案内
 ・地域との連携、地域との情報交換・・・地域研究センターの役割。
 ・全国を対象にしている。(角館etc
 ・現実に即した研究の必要性。Realなまちづくりに関わる事こそが研究である。
 ・中山間地の問題解決、産業集積があった地の復興に対する支援。
 ・innovetionの必要性。人材の育成をするためのシステム作りが必要

3 基調講演 清成先生
 「innovation Clusterの形成」
  ・工業社会の成熟化→知識基盤社会の以降、人口減からの社会的要請がその背景に存在。
  ・80年代から議論になりつつある状況。
  ・生産から研究開発へと指向が転移しつつある。
  ・.twでもクラスターに注目した産業振興が行われている状況。
  
 3−1 クラスター形成による新産業創出
  文科省:「知的クラスター(18箇所)」 経産省:「産業クラスター(19箇所)」
    知的クラスター:大学をcoreにする。うまくやれば新商品。
    産業クラスター:知的クラスターの後を受ける形。産業化への流れ。
   文科省経産省の連携が上手くいっている状況。
   「地域技術クラスター」をH18年度から実施。中身はまだ不明。
    →東京、筑波は除外されている。(知的)・・・大学の集積が多く存在する。
    *東京都内への科研費etcが圧倒的に多く投入されている。実質的なクラスタ
    →産業クラスター:まだまだ大雑把な状況。
   "Cloning Silicon Valley(2002)
    →シリコンバレーのクローンを作ろう、って言う内容の本。(新聞記者の執筆)
   "Innovate America"(2004)
   →アメリカ内で少なくとも10のクラスターを作る必要があり、と言う内容。
    *米国ではすでに10はあるのでは?
     e.g.)Austin,D.C、南カリフォルニアetc
    州立大学を核にして大学内ベンチャーが進んでいる。けど、R&Dで終わり。知財を世界中に売ればいい、
    って言う考え。生産までは考えてない。(日本でもそうか?)むしろ「企業家風土」を養成する事が重要。
     →サービス産業による地域活性化が可能なんじゃないのか?
      e.g.)マイクロソフトタリーズコーヒー、などなど@シアトル
    *ライス大学@ヒューストン
     ITとナノテクの融合。テキサスメディカルセンター(IT、バイオ、ナノテクの融合@ヒューストン)
60%ほどが中国出身、20%がインド出身(!!)。
→国家としての戦略だけではなく、大学の戦略でもある。
 
3−2 次代の先進国型産業って何よ?
大学発ベンチャーが1000社突破って言うけど、
 既存技術の上澄みだけ・・・日本の大学発ベンチャー。シーズが本当に生まれてこないのでは?
 成功するのは20〜30社だけじゃないの?→テクノロジープッシュ型。需要が見えないから多くつぶれる。
  基礎研究→応用研究と言うリニアな研究開発じゃない。
 *けど、日本の研究開発は「ノンリニア」型なのが優位性がある。
  「目的基礎研究」→いわゆる「リニア」型研究。
   ・大学の役目が結構重要。
一つの教育理念で全てをまとめるだけではなく、様々な目的を持っている「大学」。
  →その後、研究型大学に移行し、それらの大学が集まって「知的な都市」を形成する方向になるのでは?
  →大学クラスターの形成。大学クラスターの重要性。(e.g. 三鷹ネットワーク大学)
・Open Innovationの必要性→「新連携」
 *シリコンバレーの中のネットワークを参考にしている。異業種中小企業のコアコンピタンスのネットワークによって新規事業を展開できるのではないだろうか?
 *新連携:69件認定。関東に偏っている罠。とは言え、日本でもOpen Innovationが広がりつつある。

3−3 イノベーションクラスターの形成
  ・明快なコンセプトとリーダーの存在の必要性
   *"Sophia Antipolice"@フランスの存在もある。「研究学園都市を造ろう」と言うコンセプト。
    →大企業の研究所があった。そこからSpinoutしてVentureが出てきている。
  ・クラスター間の共鳴現象をどうやって起こすのか?
*企業家間のネットワークをどうやって作るのよ?
クラスターは地域で完結しない。けど、やっぱり拠点は必要。
 「形式知」はデジタル化されて、Shareされる。「暗黙知」はデジタル化出来ない、形式化されるのが難しい。
 それゆえ、人が集まってクラスターが形成される罠。

3−4 イノベーションが重要である。
・人口減少社会。教育や研究が非常に重要。高等教育では特定の大学に研究費が集中してしまっている。
・国立と私立の差。私立間、国立間での差。アンバランスをどっかで解決する必要がある。
 →的確な資金配分の必要性。5年,10年と言ったLong Spanが必要。

4 Ahachen地域開発機関の中の人
 「地域の転換」炭砿業からハイテクへ。
 ・クラスタ

4−0 地域性。
   ・昔は炭砿業であった。
   ・1980年代:炭砿業の大不況。約5万件の雇用が失われてしまった。人口130万人程度。
   ・5つのサブリージョンから形成されている。
  ・80年代初頭「どうすればいいよ?」→地域の特性を探す。
   *アーヘン大学(工業系では欧州で有名)
   *ユーリッヒ研究センターの存在。
   →エンジニアを創り出すが、どうやってその知識を将来地域に対してどのように還元させるか?
  ・公的機関の集中。
 
4−1 インキュベーター
    基本的な考え:「いかにして研究員の人にどのようにして独自企業を作ってもらうのか?」
    1983年、商工会議所と大学でAGITを立ち上げる。
40社がインキュベート施設に入居、若い企業家のネットワークが形成された。
センターづくり。支援サービスを企業に近いところで展開しようと言う方向性。
  *技術系のインキュベート施設(95社)、医療系のインキュベート施設を展開。(25社)
 90%の生存率、80%が地域に本社機能を設置している。
分野としてはITが多い。コンサルタント業、メカニカル、医療系が多い。
テクノロジーパークが13程ある。可能な限り失業が多い所に設置。様々な技術が包含。
インキュベート施設からテクノロジーパークへ。
*それぞれの地域が50%の資本を持っている。(それぞれの地域に「自分の管轄である」と言う意識を持って貰う)
 AGITはそれぞれに対するあどばいざーの役目を持つ。

4−2 支援体制
・AGITは伸びそうな企業への支援、町はベンチャーへ、その他はCCIへ。階層化されてしまっているサポートで多少ややこしい状況。
・859の技術志向を持つ企業が25年で創立。
・24,900件の雇用増加。
・4.1億ユーロの売り上げ。
・サービスが徐々に追加されている。
コンサルタントサービス
・1999年、技術ベースの企業全般に対してサービスを開始。機関内にコンサルタントが居る状況。個別対応も。
・約25のプロジェクトに対するサポート
・大学の卒業生、スタッフ、公的試験機関、既存企業からのSpinoutをしている人へのサポート。
・大学出たばかりではなく、2〜3年の経験を積んで行く。
・大学での講義とかもするけど、正式なConnectionを持っている訳ではない。
・様々な段階でのコンサルティングを行っているけど、「あまり手伝わない」。BusinessPlanは自分たちで考える。
・あくまでも「何をしたいのか」を自分たちで考える事が大事。
・代金は無料。
資金調達は株主から。
・問題は、資金へのアクセス方法。2010年ころからVCがベンチャーへの資金拠出をしたくないって言う状況。
・銀行や地域のVCへからの出資を得るような事を考えている。
・ビジネスエンジェルのネットワークを国境を越えて形成する必要がある罠。

4−3 クラスター開発
・90年代半ばから問題になってきている。
クラスターって多用されすぎでは?
「明示的なクラスター:政府の政策に基づいて行われる様子」
「暗示的なクラスター:地域の民間企業がクラスターとして活動するようす」
→開発、販売等での連携
・大きな課題は「効果的な組み合わせとコーディネーションを組み合わせて行く」事が重要である。
・地域側の取り組み
・1990年代:明確なプロフィール作り。製造業を核とした地域作り。
・明確なヴァリュー・チェーンを作る必要がある。連鎖の構築が可能な要素。
→ライフサイエンス・自動車、鉄道技術、情報技術、新素材をメインにする。
*公的な資金は入ってない。(それぞれの連携)。それぞれの構成社が主体性を持って活動している。
*政府からのコントロールを受けたくない。(ただし、サポート役と言う事で各グループに参加)
   *経験を組み立てていく取り組み。
・緊張感がある繋がりの形成。それぞれのグループの中でサブクラスターが形成される。
*公務員がクラスターの中で主要な役目をしているのはいかがなものか?
ボトムアップの可能性が重要である。地域特色を生かす事が重要。
・各機関が持っている潜在力を活かす事が重要。
・コアとなるコンピテンスは何か?そして、それをどのようにして外国にPRして行くのか?(www.life-tec.org)
*互換的な国境を越えた横断的なクラスター形成。
・何故クラスターなのか?
*海外投資を引きつける役目を持つ。磁石のような役目を持つ。
*民間の研究開発施設のクラスターをどのように集めるのか?(デンソーも同地区に立地している)
  →自分たちの研究だけではなく、周辺領域の研究にも興味を持つ。

3 知識競争力経済における地域開発戦略
EURADAの中の人
・私的資金をベースにしている組織。
・地域ごとの差がなまら大きい。地域の側面、成長をサポートし、雇用を創出するための話。
3−1 アントレプレナーシップ
3−2 クラスターの話
・企業とアクターがそれぞれのセクターにおいて人的資源、投資関係をシェアする場
3−3 イノベーションのつくり方
・研究成果があればやりやすい。商品、サービスでそれを使える事にするのが重要。
3−4 中小企業金融
・銀行はリスクが高い(特にアーリーステージ)
3−5 高度なサポートサービスの提供
アントレプレナーへのサービス提供。

大事な事: ・ガバナンスの強化。同じ方向へ向けて地域内の考え方を共有させる事。
・Visonを持つこと。
・統合的なアプローチを持つこと。市場の失敗に対して政府が答えて行かなくてはならない。
・民間が機能できるような状況を作っていく必要がある。チャンスを民間に与える必要がある。
 アクターではなく、Enablerになる必要がある。
・差別化をどのように図るのか?政府に対するSupply Approachの必要。
・企業家の評価が適切に出来るような必要がある。助成金を受ける事は「依存的な心理」を生み出す。
・官民パートナーシップの重要性。
  民間をどうやってアクターに育てていくのか。One stopはサポートサービスには良くないのでは?
  間違いのない「アドバイザリーショップ」が必要である。
   一人で全ては分からない。地域のネットワークが必要。問題は様々。競争的協調が必要。
 地域の競争力にとって大事な事。
・マクロ経済レベル(背景条件としての)
・誰も企業家としては生まれてこない。前向きな状況ではない。
・有形の資産は当然必要。だけど、無形資産の方が重要である。地域における「優位性」って?
  →・人的な資源、人的な才能がまずは必要。その核としてのイノベーションが必要。
   ・機関間の相互の連携が必要である。左右の政治的な違いによって合意を作る事が出来ないかもしれない。
官僚的なアプローチや、組合からの抵抗ってのもある。
ネットワーキング

サプライチェーンの中におけるパフォーマンスの向上
・統合的なアプローチの採択。システムの中のボトルネックってどこよ?→問題解決のための示唆を示すものである。
・いかに「企業家精神」を植え付けるのか?
・認知度をどうやって高めるのか?
・組織、人などのようなビジネスプランを助ける人の存在を作る必要があり。
*地域における企業家精神を高める方策が必要。
*ビジネスコンセプトの有用性を確認する場が必要である。→企業設立に対する支援。
*即死率をどうやって低くするのか?→初期の段階をどうやってフォローするのか?
  →はじめから「革新的な企業」だけの支援だけではダメ。
   様々な支援プログラムが必要である。
*地域としての成功だけではなく、企業としての成功も同時に必要。
学術研究機関も同じような流れが必要。→大学/中小企業とのよい関係を作る必要がある。
*中小企業のニーズをくみ上げ、適切なフレームを用意する必要がある。
  →コンピテンスセンターを作る必要。
・一歩踏み込んだサービス提供
 *専門アドバイザーの存在も必要。大学と研究センター、中小企業を巻き込んだすりあわせの必要性。
 *中小企業にたいする認知作業の必要性。「何が必要なのか?」を伝えるのが難しい。本当に欲しいサービスを監査し、
  評価するシステムが必要なんじゃないのか?現実的な提案から始める。
・アドバンスサービス
 *外部のサービスをどのように提供していくのかを考える必要もある。(例:試作、特許、国際化、資金調達とかとか)
 *洗練されたサービスの提供。
・循環的なサービスの提供

資金調達のサプライチェーン
・適切な資金調達を適切なタイミングで行うためにどうすればいいのか?
 *独自の資金から運用を始める。(Family,Friend.Fool)
 *専門知識を持ったファンドマネージャーの重要性。投資の準備をする企業に対する助言を明確に出来る必要がある訳で。
 *研究者とかはビジネスに関する知識があんましない。

クラスタ
クラスターはツールでしかない。企業家の学習プロセスだけである。
 *生産性を獲得するためのものでなくてはならない。市場の拡大とか。
 *サプライヤーのための教育、関係分野に関するアドバイザーの存在や、金融機関の理解も必要だし。
 *クラスターの事務局が必要。民間の協会の方がクラスターにとって重要である。

ポイント
  *地域のモデルをマネする事はできないが、他の人の仕事に啓発する/される事が必要。
 

4 スウェーデンの事例。
 サイエンスパーク@ヨンショーピンの中の人。
 10年の歴史、9,000人の学生。
狙い:知識集約型企業の出会いの場所の提供。企業の成長プロセスの提供。
サイエンスパーク
1 人が集まる場所、クリティカルマスの構築。
2 知識・サービスの提供
・・・管理や組織が必要。結構難しい。プロフェッショナルなサービスも必要。
3 他の地域との連携も必要。外部へのサービスも必要。

組織:非営利団体。大学との連携が非常に強い。大学関係者もステークホルダーに。近隣自治体も。
行政機関も入っている訳で。企業も大きな存在になっている。NPOになる。

大学のスタートアップ。
1996年に開学。350社の企業が大学からスタート。大半は大学院生。在学中に起業を奨励。
工学科からの起業が多くなっている。(2001年以降)
功率:80のアイデアから45社が起業。1年で72%の起業がサバイバル。大体60〜65%位か。
imputを大きくする方向。地域内起業の7%が大学からの創業。
*大半はBusiness系の学生であるが、工学系、福祉系も今後は多くなる見込み。

全体の状況
 SISP(サイエンスパークの連合体):全国に分布しているが大体は南部に立地。
インキュベーターとサイエンスパークの融合が可能なのか?
*ビジネスインキュベーターもサイエンスパークの核になるんじゃないのか?
*最初はインフラに特化。インフラに関しては政府や自治体に任せ、ソフト部分を充実させる方法。
・エリートVSマスプロアプローチ
*新たなハイテク企業も必要だが、その他の業界も必要になってくるのではないか?
→限定的なアプローチを使う事もあるが、様々なアプローチを使っている企業も。
*どういった補助やアプローチを取るのか?ここが問題ではないか。
→限定的アプローチよりも、「創業」そのものの裾野を広げる必要もあり。
・多くの部分において、民間からの研究も必要。
・資源の共有から「資源の分配」に回す必要がある。

2つのツールの存在。
クラスターとイノベーションシステムの存在。
クラスター:クラスターを定義する必要がある。
国家レベルで勝ち組を見つけなくてはならない。
 イノベーション:地域からより広い地域へ広げて行かなくてはならない。
(地理的近接性、企業と社会の近接性)

フォーカシングしているもの。
・具体的なテクノロジー。社内起業、教育に注目する必要がある。「成長」に注力する必要が。

サイエンスパークでは何を考えなくてはならないのか?
どんなサービスを提供しなくてはならないのか?誰に?
中小企業の強化こそが最大の仕事である。地域全体に貢献する事が必要。

 1 新企業の創出。
大学の持つシーズを活用する事によって、地域に新しいパッケージを提供することができる。
2 地域のクラスター支援
多くの企業が支援をする事が可能である。
3 技能の向上がクラスターの形成に対して必要である。職能レベルの低下@欧州
教育の必要性。科学技術的な卓越性の必要性。

 需要と供給のバランスを取らないとならない。供給側の力を付け、それをプロフェッショナルにしていく
 必要がある。

 地域のサイエンスパークシステムの開発
今後「何をしたいのか」と言うVisonを作る必要がある。知識やモチベーションをまとめ上げる必要があるのでは?
どうすれば一番の所を作るのか?
  →新規創業者を増やし、既存企業も強くする必要がある。
スウェーデン:グノーホの存在。
サイエンスパークのシステムを使って創業を調整していく必要がある。
ビジネスインキュベーターはサイエンスパークの心臓部になる。
消費者を選ぶ事が出来ない。一人でも多くの人をFollowできるようなシステムが必要。
  *大学に入ってから、最初にインキュベートに関する講義。
  *長期のビジネスを作るのは非常に困難。
*地域の中に存在する専門家をどうやって生きるのか?ネットワーク管理のExpertを育成する必要があり。

1 インキュベーターからインキュベートへ
2 構造からプロセスへ。

問題ベースの学習の方法。
非リニアからリニアへ。
Open Mindになるようなサポート

4 大田区の事例。
 元々は軍需産業軍需産業から民生用への転換が行われている状況になっている。
 地域挙げての「リストラ」が進んでいる。3年の間で1000もの工場が無くなった。

 景気の特色:大企業<中小企業 ・・・中小企業の落ち込みが激しい状況である。
 1社当たりの経常利益の傾向:非常に弱い。収益回復力が非常に弱いものである。(価格転嫁しにくい状況である)
           *原材料費。固定費を縮小できない。
 結果として、25年間貿易黒字を維持している。輸出によって何とか持っている状況。
  →系列下請でコストを削減する事によってこの貿易黒字を確保する事ができた。その結果、4人〜9人規模の製造業が
   40%も減っている。(大企業も併せて減っている。35%)
    *国内の底辺層が大幅減。日本の強みである下請構造が無くなってしまうのでは?
      下請け企業を支えていた人口も減った。大企業の戦略も成立しなくなるのではないか?

 零細層・中規模層は残るにしても小規模層が減ってしまっては・・・。

 「新産業創造戦略」@経産省
 *最も重要な戦略に持って行こうとしている。先端新産業を支えるのには中小企業の存在が不可欠である(パーツサプライヤー
basicな「基盤技術」があってこその「パーツサプライヤー」である。今のままでは激しく( ゜Д゜)マズー。この部分をどうしよう
かと考えているところ。
*系列システムのメッシュ化
 元々大田区の場合は少ない。メッシュ化した取引が元から多い、この基盤産業を強化する必要がある。
 末端部分が「横に連携している」のが大田区、(2500社ほどが3人以下の企業)
 他の会社と組み合わせる事によって製品が出来る。横請けネットワークの地域集積が成立。
  →仕事の量が減っているだけに、今後どうすればいいのかを考える必要がある。

process innovation
トキワ精機 の「まるみ君」
  地域の中の企業間ネットワークによって技術補完型のネットワークで新製品。

Product Innobvation
 大田区:How to が得意。新製品開発が比較的弱い。
  ふくはうちテクノロジー「DLC技術」(Diamond like Carbon)・・・炭素のガス幕をコーティングする。
   *東工大と産学連携。大田区の他の企業と中小企業総合展に出展したりする。色々な企業との連携。

区でマーケティング活動支援。 

2 ローカルクラスターのサポート
3 地域のサイエンスパークのシステムを作る。