中心市街地の逆襲？それとも？
いささか旧聞ですが。
静岡新聞だけではなく、日経の方にも出ていたので「結構全国的なニュース」みたいです。
静岡市葵区伝馬町の再開発ビル「ＦＩＶＥ―Ｊ（ファイブ・ジェイ）」地下１階に、東京・渋谷のファッションビル「ＳＨＩＢＵＹＡ１０９」を運営する東急商業開発（東京）が１０９の人気テナントを集めた新業態「ＳＨＩＢＵＹＡ１０９ＤＲＥＡＭＳ」の第１号店を３月２５日、開店する。
フロアは通路を含め１２０５平方メートル。入居するテナントは婦人服の「セシルマクビー」「ＬＢ―０３」、婦人靴の「エスペランサ」、雑貨の「エルチャンス」など１４店舗の予定で、いずれも１０―２０代女性をターゲットにしている。
同社が全フロアを賃借し、テナントに転貸する。渋谷１０９をイメージした売り場とするほか、ビル外観も１０９のイメージを打ち出す。渋谷１０９の広告などと連動した販促展開も計画する。
「渋谷１０９」静岡市初出店 ３月、ＦＩＶＥ―Ｊ■静岡新聞 1/12
渋谷109と言うだけで「んなもん静岡に持ってくるんじゃねぇよ」と思う部分があるんですが（渋谷に対する偏見に由来ｗ）、ちょっと視点を変えてみると結構これは面白い話になるんじゃないのかな？と思います。それこそ、「中心市街地の逆襲」と言うか何と言うか。
まず、立地条件を見てみるとここらへんになります。静岡駅としずてつバス・静鉄電車のターミナルである新静岡駅の中間点に当たり、近所には丸井があったりとか、少し足を伸ばせば最近流行りつつある「裏鷹匠」（んなもんあるのかよｗ）も歩ける範囲ですし、
今、静岡市内では駅南に「セントラルスクエア静岡」が出来たりとか、清水区内に「ジャスコ清水店」が出来たりとかで、正直な話、中心市街地からお客さんが離れつつあると言う状況が確実に進んでいる訳で。この部分、結構「静岡の商店街は凄い」って言われる裏面で実は結構進んでいます。事実、ここ最近になって県外資本の店舗が結構入ってきていますし。そんな中で集客力では格段に強い「渋谷109」のノウハウを持った店舗が静岡、それも中心部に出てくると言う事は一つのきっかけに成り得るのではないかな？と思っています。まぁ、実際にはテナントとして入る訳ですから、不振になった場合には撤退するって言うシナリオが有ることを忘れてはなりませんが。
問題は、この周辺の店舗がどのような形で変わっていくのかな？って思う訳で。正直、確かに雰囲気作りと言う面では静岡一だとは思っているんですが、周辺が変わらない事には全体が変わらないって思うんですよね。これから先、どんな動きがあるのか見てみたいと思います。
・・・とは言っても若い女の子ばっかでしょ。そんな中にスーツ姿で会社帰りに行ったら絶対に「敵対する会社の視察」って言うようにしか思われねーよorz。いや、その方がいいかもしれん。下手したら変質(ry
