静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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公的機関のオタと言う事

 まぁ、何か真面目か不真面目かよく分からないのだが(苦笑)。
 アンテナに突っ込んでいる国際交流基金さん(id:japanfoundation)の1月13日のエントリを見て、ぶっちゃけ色々と考えさせられました。はい。


 世間ではそれこそ「コンテンツ産業*1って言う事で色々と言われている訳です。曰く「アキバ系が日本を救う」(意訳)とか、「日本のこれから生きる道はコンテンツ産業」(超意訳)とか。実際に経産省も結構色々とやっている訳だったりするんですよね。まぁ、それはそれで面白い方向にだと思いますし、総論としてはどうやって「付加価値を生み出すのか?」って言う事では賛成だったりします。
 けれども、今のテレビ報道とかを見ていると、どうもオタって言う人種が「見せ物」と言う立場にしかなってないんじゃないのか?って思う部分をやたら感じてしまうわけで。それこそ、言い方は悪いんですが「こんな人間が居るんだぁ、きんもー☆」って言うノリでしょうか。
 ・・・んまぁ、言いたければ勝手にどうぞ、って言う所もあるんですけど。
 けれども、コンテンツ産業ってもんは、産業集積の観点から見た場合には「必ず成功するもんじゃない」訳ですし、どのようなコンテンツをチョイスするかによって生きるか死ぬかがある訳です。それこそ、アニメ製作をやろうって思っても、到底杉並・練馬のアニメクラスターには適わない訳ですし、やはり有る程度可処分所得が高く、なおかつ地域内における相互の関係が有る程度希薄でないと存在し得ないのでは?と思うわけで。


 で、当然ながら「産業支援」って言う事で言えば、コンテンツ産業の立場がまだまだ低い立場にあるって言うのは特に「ものづくり県」と言われているような地域ではある訳で。そんな中で、「何かをしたい」って相談を投げかけられた時に、多少なりとも内部で対応出来る姿勢って言うのは必要なんじゃないのかな、って思います。
 下妻市の「シモンちゃん」も正直ぶったまげましたが、そのようなコンテンツをどう動かすのか、そして、何をすればいいのか、と言う事を何らかの形でユーザーの視点+経営の視点で言う事が出来るような仕組みも実は案外必要なんじゃないのかな、と思います。


 だからと言って自分がそうだと言うわけではありませんが(苦笑)。
 少なくとももう少し経営関係の勉強をしながら、同時に著作権関係の勉強もして行かないとならないなぁ、と思う自分が居るわけで。案外公的機関のオタって必要だと思います。はい。
 まぁ、何にしても「ユーザーの視点」と「経営の視点」、両方とも持たないとならないのかな?って思うのは実際の所だったり訳で。おいら、偏りすぎだもんなぁorz。


 え?おいらの得意分野はですって?
 交通と産業とヲタの立場から見たまちづくり、そんな所をやっていきたいかと。何かターゲット狭すぎ。

*1:ここでは狭義のコンテンツとして「オタク産業」と定義しておきます