静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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JR最強の埼京線

 こいつもいささか旧聞。


伊豆日和温泉電車のロゴがデザインされた埼京線=東京・JR大崎駅

 首都圏を走るJR線の女性専用車両を丸ごと伊豆半島の観光PR車両に仕立てた「伊豆日和温泉電車」の運行が16日、JR埼京線(埼玉・川越―東京・新木場間約65キロ)で始まった。2月19日まで。
 河津桜や南伊豆の菜の花、下田の水仙など、をはじめ各地が花で彩られる早春の温泉半島・伊豆を女性にアピールしようと県が企画した。車外には、桜や若葉をイメージさせるピンクや黄緑色の地に「ゆ」の文字、「伊豆日和温泉電車」のロゴをデザインした。車内には中づり、窓上広告が並び、伊豆各地の温泉の特徴、名物や景勝地などを紹介している。費用は全部でおよそ2000万円。
 JR東日本によると、女性専用車両に限定した広告展開は化粧品などで例があるが、観光振興を狙いに自治体が行ったのは初めて。「伊豆日和温泉電車」は全40編成のうち10編成に、1両ずつ連結される。通勤時間帯、深夜を除いては男女共用車両として利用される。

伊豆PR電車出発 JR埼京線 静岡新聞 1/18


 「ムダ」と言うような人と、「面白い」って言う人、世の中には2種類居ると思います。おいらは「面白い」って思う方ですけどね。いや、りんかい線に乗ろうと思って駅で待ってたらいきなりこの車両が入ってきて「うぁぁぁ」って思ったりとかするのが面白い訳で。あと、マジであったのが大宮〜赤羽間を湘南新宿ラインの特別快速に乗ったら、この手の県の広告が中吊り広告にあったりとか。「逃げられないのかよ~ヽ('ー`)ノオテアゲ-~」ってマジであのときは思いましたわ。ええ、夏。
 最近では、河津桜も有名になってきました。以前はそんなに言う程大騒ぎしてなかったって思うんですよ。あと、稲取の吊るし雛も。「知る人ぞ知る」って言う感じだったんですが。まぁ、その頃ののんびりと楽しむって言う空気が無くなったのは残念と思いながら、地域資源の活用方法を見つけたのかな?って言う感じで見ています。こんなおいらが言うのも変なのですが、マジでお奨め。一度見に行く価値はあると思います。

 結局は「何をきっかけにするのかな?」って言う部分だと思うんです。
 そんな「きっかけ」をたくさん提供できるような場所は確かに強いと思いますし、「飽きさせない」と言う仕組みを作るのも必要だと思うんですわ。ですが、「飽きさせない」と言う仕組みを作るだけでは正直体力が持たないような部分もあるのではないでしょうか。特定のお客さんだけでもいい、そんなコアなお客さんをどうやって掴むのか、いや、どうやって需要を顕在化させるのか?って言う部分だと思います。

 効果がどのくらい上がるのか、結構楽しみだったりします。ちなみに、河津町商工会で発行している商品券の名前は「さくらちゃん」って言う名前だったような気が(謎。