静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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制度の進歩・雑感

 同僚が、海外研修生を連れて長泉の支店へ行った時に、病院の中を見せて貰ったらしい。まぁ、その病院には国内でもかなり珍しい治療機器(って言うかありゃ装置だわ)の話を聞いたと言う。陽子線治療。話ではそれこそ200万円以上するらしいが、どうやらその治療を受けるための融資を銀行から受ける事が出来ると同時に、その融資にかかる金利分を県が補給してくれるらしい。まぁ、何にしても元本を返さなくてはならないと言うのは当たり前の話ではあるんだけど。
 普通の考えだと「快癒する見込みの無い病気の治療を目的とした融資」って言うのはなかなかしないって言う所が実際ではあるのだが、それに対する融資をしたりとか、利子補給をするって言う事は「乗り越えられる見込みが立ってきたのかな?」って思う。技術の進歩は確かに早いけど、そこに制度とかがなかなか追いつかないって言うのは色んな所に見られる訳で。何を今更って思う部分もあるにはあるんだけど、やっぱり色んな面で「変わってきた」のかなぁって思う。
 貸付に当たってどんな審査をするのかは正直分からないし、恐らく「直る見込みがある」って言う人をセレクションしているとは思うのだが、それでも「折角あるもの」を「制度」から活かすような方向性があるって言うのは、病気の治療だけに限らず、様々な部分において必要なものがあるのではないだろうか。
 色んなものを活かすも殺すも、そのものを取り巻く環境や制度をどうやって設計していくのか、そして、設計されたシステムをどうやって運用していくのかって言う事なんじゃないのかなぁ・・・。


 ええ、正直ちょっと今日は色々と凹んでましたよorz。