静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

施策の実施方法

 誰ですか、「定期券の偽造方法」って言う内容でこのページに見えられた方は。
 このページにはそんなもんありません。(・∀・)カエレ!!

 出張から帰ってきて。昼休みに飯を食いながら情報収集をしているとこんなニュースを発見。茶吹きそうになりました。


 環境省は7日、地球温暖化防止とごみ削減のPRのため、東京・秋葉原の「メードカフェ」16店舗と家電量販店「ヨドバシAkiba(アキバ)」(千代田区)が連携してマイバッグキャンペーンを11日から16日までの間、行うと発表した。
 期間中、同店のフィギュアやプラモデルなどを扱う売り場で会計時にレジ袋や紙袋を断ると、布製バッグがもらえ、レシートにスタンプを押してもらえる。レシートを持参し、メード衣装のウエートレスがサービスするメードカフェに行くと、ウエートレスがサインしてくれたり、絵を描いてくれたりする仕組み。先着3000人。
「メードカフェ」でごみ減量PR=環境省■Yahooニュース(2/8確認)
 メードカフェって言うのは原文ままです。何か違和感を感じないではないのですが。いや、別にここが茶を吹きそうになった原因じゃなくって、環境省もついに「萌え」と言う現象を使った施策実施を図ったって言うのが「ここまで来たのか」って言うのに吹きそうになりましたw。
 まぁ、「秋葉=ヲタ=萌え=メイド喫茶」って言う王道?に従ったって言う発想があるのかとは思うんですが、行政機関がこの手の分野に手を出すって言う事は「 ブ ー ム は 終 わ っ た な 」って思ったりもします。それこそ先例を作るのが著しく難しいこの業界で(いや、マジでこの部分は本業で今色々とぶち当たってまして、かなり凹みながらも、どうやって突破するかを考えている俺が居る訳なんですが)、手段として「メイド喫茶」と言う民間活力を活用するって言う事が出来るのは、環境省の中に好き者が居るか、それとも「メイド喫茶」と言う存在がメジャーになってしまったと言うのがあるのではないかと思います。
 一応末席を汚しているヲタの立場から言えば「カミングアウト出来る」・・・じゃなかった、「場に応じた啓発活動の一方法」としてヲタ的なものを使う事が出来るって言うのは確かに利点ですわ。ええ、確かに利点。事業実施主体である所の「うち水っ娘大集合!実行委員会」に関しては、事業実施に関する熟度が高い(=要するに事業実施に関するノウハウを持っているって言う事や、実績があるって言う意味ね)と判断できますし、恐らく相当の効果があったと思われるわけです(正直に言えば、Blogでこんな風に取り上げるって言うのも評価指標に成り得ますし、って言うか俺が担当者だったら多分Blogとかでの取り上げられ方って言うのも評価指標にするし)。秋葉でやるんだったら「藻前、悪のりしすぎ」って上司の中の人から突っ込まれたとしても「空気嫁」って言う事ができますからね。はい。
 で、この事業に協力する民間事業者の視点から見れば、「店舗の広告になる」って言うインセンティブが確実に存在する訳で。まぁ、環境問題に何らかの形で対応するって言うのが社会的要請である以上、それによって得る評価は確実にマイナスにはならない訳ですからね。多少の持ち出しがあったとしても長期的な視点で見た場合にはマイナスにはならないですし、民間事業者としても参加するメリットはありますからね。
 そして、無償で協力するBlogerって言うかネタ系大好き人間の存在w。結局これが最大の要素だと思いますね。近場の人ならば「行ってみようか」って言う事になりますし、そんな人が多ければ「動員数」って言う指標を高める事が可能である。まぁ、かくいう俺もネタとして行ってみようかとマジで考えているんですが、と言うかどうせその時間帯に秋葉を通過するので冷やかそうと思っているんですけどねwwwwwwww。
 公的機関のヲタとしては、どんな具合になるのか視察をしてくる予定です。

 
 あと、やっぱりこれはどう考えても「秋葉」と言う地域性が存在するが故に可能な施策であるんじゃないのかな?と思っております。いや、実は一度、某絵師の方に「事業のポスターを書いて貰って、そいつで事業実施をPRする」って言う事を本気で考えた事があるんですわw。色々と可能性を探ってみたをんですが、結局企画そのものがお蔵入りしてしまい、日の目を見なかった事があります。少なくとも5年前とは状況が変わってきているので、来年あたり異動があったら、もう一度企画をブラッシュアップして密かにやってみようかと思う俺が居るわけなんですが。事業実施に当たっては広報が大事だと、某県庁の中の人も言ってますし。

ちなみに、環境省の英文表記は"Ministry Of Environment"。ネタなのかネタじゃないのか。