静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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余計なものに手を出す強さ


 さて筆者が感激したのは、『必要ならばライバル企業のサービスをプロモーションに使う』と言うGoogleの姿勢とそれを受け入れるYouTubeの姿勢です。(当然、プロモーションビデオなので公表されていませんがフィーは払っていると考えられます。)

YouTube に投稿されたGoogle新人採用ビデオの凄さ!!

 これは私も素直に「ちょwww、GoogleYouTubeもすげー」って思いますわ。
 恐らく日本だったら「んな事却下じゃヴォケ」って華麗にスルーされてしまうんじゃねぇのって思うんですけどね。GoogleにしてもYouTubeにしてもベンチャー企業として成功しているって言う部分はあるのですが、それ以上に「志」がある企業なのかなぁ・・・って思います。ただ単に儲けようとしている某ファンドとか、色々通販でトラブル起こりまくりの某社とかとはやっぱ違うよ、って感じます。
 で、何でその「志」って言うのがあるのか?って言えば、やっぱりそこには「自分たちの持っている技術への誇り」ってのがあると思うんですよね。ただ単に金儲けしようと考えるのではなく(金儲けそのものを否定するつもりは一切ありません。この世で金儲けを考えないベンチャー企業ってもんがあったら、それはそれで逆に怖いものがあります)、自分たちの持っている技術を評価してもらいたい、その評価の対価は金銭である、って言うような「お金は2番目だよ」って言うような所が企業文化としてあるのかな?って思います。まぁ、企業文化っていうか、ベンチャー企業を興す人の中に存在する暗黙知的なものなんじゃないのかなぁ・・・って思うわけで。