静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

さて、どうなるでしょう。

 下の記事を書くためにwebを見ていたらこんな記事もあったので記載しますね。


県が検討していた来年度からの本庁組織再編案の具体的内容が14日、明らかになった。生活・文化、環境森林部など施策実施部門の七部を、「県民部」「厚生部」「産業部」「建設部」の4つの新たな部に整理する。総務、企画部と、時限設置の空港部を合わせて現行の十部体制は七部体制に移行する。県は分掌範囲などをさらに詰めた後、県議会12月定例会に部設置条例改正案を提出する予定。
 再編案では、各部の「総室」体制も見直し、「局」体制に切り替えることも特徴。例えば、「産業部」は管理局、振興局、就業支援局、商工業局、農林業局、水産業局の六局とし、「建設部」は管理局、建設支援局、道路局、河川砂防局、港湾局、都市局、農地森林局の七局を設ける。
 本庁組織の再編は、来年4月の浜松市の政令市移行で、県内の政令市が2つになることや、市町村合併で74市町村が42市町に減少したことに伴い、県の組織を効率化するのが目的。国の省庁に合わせた縦割り組織の弊害の除去、迅速・機動的な意思決定を実現するために大くくり化した。
 「県民部」は▽「くらし」「文化」「環境」に恵まれた豊かな県民生活を築く▽県民に対する「総合窓口」機能など、新たな各部の理念も明確化した。
「県民部」「厚生部」など新設へ 県再編案判明 静岡新聞
 国のシステムの変更とかに併せて県のシステムを変更する必要があると思うのですが、このタイミングでの実施は仕方ないのかな、って思います。特に浜松市政令指定都市になるのがありますからね。
 私はこの中では「産業部商工局」に関連するおしごとを本業でしている訳なんですが、事業の内容によっては「商工局」でやる事業ではなく「振興局」でやるのが相応しい案件なんかも多いと思います。例えば商店街や中心市街地の活性化とかがあるのではないでしょうか。特に気になるのが農林・水産が「産業部」の中に入ってきた事だと思います。第1次産業とは言われていますが、なかなか多くの人が「産業」と言うものの中にカテゴライズするのを躊躇している状況があります。ですが、静岡県にとってこれらの第一次産業は自らの県のオリジナリティですし、その第一次産業と消費者を結ぶために第三次産業も存在していますし、その第1次産業で取れたものにオリジナリティのある付加価値をくっつける第2次産業も必要です。
 「県の事だからどこまで出来るのか?」って言う声も中の人の周りからちらほらきこえてきますが・・・、生かすも殺すも「何をしたいのか」「将来的にどんなビジョンを持っているのか」、って言う考え方次第だと思います。