静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

県レベルで何が出来るのかと小一時間。


日本すげeeeeee!!って事を言う前に言っておくッ!
おれは今台湾の産業政策をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
 
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『日本が台湾を開化させたんだぜ、って言っている間に日本が追い越されていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
 
産学官連携だとか産業政策だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
ふざけて書いているように見えるだろ。でも、これでも真面目に書いているんだぜ。
それって何のコピペ?って疑われるかもしれないですが、正直な感想がこれなんです。要は

何このクオリティの高さ?

って言う事なんです。確かに日本にも産業技術研究所って言う独立行政法人があるのですが、どうもここで一体何をやっているのか?って言う事は見えてこないんですよね。それとか、そこからどんな感じでスピンアウトして起業したのか、って言う話に関しても。
このIRITの中には技術者研修センターとか色々あったりするわけで、技術者自身のスキル向上って言う面からも役に立っていると思いますし、台湾の国内だけではなく国外にも支所を持っていて研究開発のシードを拾って来ている。その上、パテントは1日平均5件の出願があたたりとか、中にもインキュベーション施設も持っている。で、近所には交通大学や清華大学があったりとか言う感じで産学官連携の動きが非常に積極的な状況になっています。
 う〜ん、日本もやろうと思えばここまで出来るのかもしれないのですが、何でここまでのものが作れないのかな?って言うのが気になる所ですし、本当だったらもう少し早く手がけてもいいのでは?って思うんですよね。正直、県レベルの産業政策と国レベルの産業政策を比較してみた際、その規模に関するものの比較は野暮だって言う事は分かるのですが、県レベルで果たしてどこまで出来るのか?って言うのは正直疑問に思ってしまいました。
 まぁ、実際に台湾の行政組織がどんなシステムになっていて、かつ、大企業とかの資本がどんな感じになっているのかって言う事も検討しなくちゃならんとは思うのですが、同じバイオ関係の研究をしようと言うのに木更津、神戸、静岡あたりで競っている状況では世界的なものも生まれてこないんじゃねぇの、って思ってしまいます。
 果たして、今のままでいいのか・・・。そんな事を帰りのバスの中で考えてしまいました。