静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

桃園方面

 すでに出張3日目。このころになると飲み疲れ(違。
 いや、普段は家で酒は全く飲まないのですが、夕食の時にお酒が出てくるのでやっぱり飲まないとならない訳で。嫌いじゃないんですが、こう連続すると正直辛いです。これで暫く酒は飲まないぞw。
 今日は桃園にある金型加工をする会社さんを2件訪問。昨日と同様に高速1号線を南に下り、桃園インターで降りてから市街地へ。

 車は走れども、いかにも「工業地域」と言う所に着かない。・・・おい、本当かよ?と言う所で「到着しました」と言う案内。バスを降りて歩くこと数分で目的地。

 まずはこちらの会社さんにお邪魔し、会社概要をお伺いした後で工場見学。工場内の写真は撮影不可なのでそこらへんだけはご勘弁下さい。色んな加工機械があったのですが、結構驚いたのは金型の製作依頼があってから7日間で作ってしまうと言うそのスピード。ある会社の社長さんは「こりゃ凄い」と言うような事を言っている。何か話だとそんなにすぐに作る事は出来ないようで。やっぱりERPとか色々情報の共有化を進めていたりとか、それ相応の設備投資はしているみたいですね。
 やはり、この業界は「スピード」と「精度」が命なだけに、この部分で強みを持っているって言うのは結構凄い。工場の機械もどう見てもここ数年で入れ替えたようなものばっかりだし、なるほど・・・と思いながら色々と見させてもらう。ただ、ラインの組み方はどうなの?って気になって聞いてみたところ「取りあえず近々別の所に工場を移転するので、現状ではラインの事はあんまり考えてない」と言う話です。

 社長さん。凄く人なつっこい方でした。これから上海へ出張との事みたいですが、わざわざ私たちの団体のためにフライトを1本遅らせてくれたみたいで、色々と熱心に話して下さいました。本当に感謝です。

 工場を出ると、何故か畑?空き地が広がっていて、そこにはひまわりの花が咲いていました。今11月なのに・・・あ、ここは台湾だった。けれども、こんな風に街の真ん中に空き地が結構ある、これが台北郊外のまちの印象です。ひょっとしたら、そんな部分を許す部分がこの土地にはあるのかもしれませんね。



 次の工場へ移動する間に見かけた料理屋さん。まぁ、日本料理だと思うのですが・・・
 銭都-Cash City
 何その、いかにもナニワ金融道的な世界はwwwっw


 昼食後に行った工場は日本企業との合弁会社

 こちらも写真撮影はできませんよ、と言う事でごめんなさい。こちらの工場では台湾で生産されている各社の自動車ボディーのプレス加工をしている会社さんで、今回の視察団に参加されている会社さんで型の原型を納入されている会社だとか。
 NC旋盤とかマシニングセンターって言うのはよく見ているんですが、恥ずかしながら大型プレス機が稼働している姿って言うのは見た事が無かったんですよ。で、こちらの工場には最大で1,500tのプレス機があるって言う事で「ナニコレ、すげー」っていいながら拝見させて頂きました。いやはや、やっぱり自動車業界って言うのは凄いもんです。
 ここで面白い話を聞きました。それは「輸送コスト」の問題からの高速道路通行料金の話。日本ですと流入したインターから流出したインターまでの距離に応じた通行料金を支払うんですが、台湾の方では「県別」で支払うって言う事なんですよね。例えば、台北から昨日行った新竹って言う所までの事を考えると、道路は台北県、桃園県新竹県と通るんですが、ここの境に料金所があるんです。そこで県を通過する度に40元(普通車の場合)徴収されるみたいで。考えてみれば結構このコストは安いもんなんですよね。で、日本のようなF--kな渋滞をそんなに見かけない訳で。
 そんなこんなで台北に戻り、何故かこんな所へ。

 日本で知らない人は居ないヤマハ音楽教室w。ですが、こちらは台湾の現地法人で。こちらの総経理の方のお話を聞いてきました。ヤマハのアジア地区での状況とか色々。まぁ、ヤマハと言えば静岡県の企業ですので、そこへの表敬訪問と言った感覚が強いですね。帰りに音楽教室の様子も見てきたのですが、そこにあるのは日本と全く変わらない音楽教室の様子でした。ああ、俺も前はエレクトーン教室に通っていたっけw。

 その後、夕食を食べてホテルに帰ってマターリ。