静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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粟餅のつくりかた。

 と言うわけで、折角なので粟餅の伸し餅を作る工程を公開。
 いや、公開したところで機密事項の保持とかにかんするコンプライアンスにひっかかるって言う事は全くありません。

 まず、餅米と粟を一緒に蒸籠に入れて蒸かします。どれだけ水に漬ければいいかとか、粟と米の配分はどうなのか?って言う事は当然あるみたいなんですが、まぁ、そこは長年の経験って言うか勘でしょう。写真は蒸かしあがったものです。

 これを、餅つき器でこねます。白く見えるのが餅米、黄色く見えるのが粟です。

 いい具合に混ざってきました。Pointはどこなんだろうねぇ。

 臼から出した餅を、伸し餅1枚の重さに切り分けます。ここも「どんだけ切れば伸し餅1枚分になるんか」って言うのはやっぱり経験でしょう。

 この木型、これで伸し餅の形に整えます。この木型ですが、確か結構昔から使っているような気がします。木型の中に付いている白い粉、これはデンプンです。そのまま木型に入れてしまうとにちゃぁ〜〜〜って言う感じで木型にへばりついてしまい、後で面倒な事になります。
 ちなみに、私はこのデンプンの粉で鼻が見事にやられてしまいましたorz。

 この木型の中に餅を入れて伸ばします。写真に写っているのは某Blogの管理人(私じゃありませんwww)。お店の跡取りです。ちなみに、私はこの工程の手伝いをやっておりました。ビバ家内制手工業(謎)。

 木型に入れた餅を板の上に取り出し、形を整えます。私もこの工程を手伝っておりました。ビバ家内制手工(ry

 そして出来上がり。そのままでは熱々なので、熱を冷ましてからビニール袋の中に入れます。確か2kgで1枚2,800円(+あんこ200gがおまけつき)。値段を見て「何て高いものを作っているんだ!」と思うと同時に、思わず原価計算計算書が思い浮かんできた私ってやっぱり仕事に憑かれてますね(違。
 この後、パッケージングをして、配達が出来るようにするまでが私が実際に担当をしておりました。