静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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【リバイバル】国鉄バス 水都東西線&JRバス関東【水戸支店】 その3 水都東西線-2

 茂木駅までは2号車は後を走っていましたが、茂木駅からは自分たちの営業エリアと言う事もあり、宇都宮支店担当の2号車が先に出てきました。早速渡る踏切。1号車に乗車していた車掌さんが走って出てきて安全を確認した後でバスを通過させると言うイベントが発生し、車内はもう大喜び。昔はこれが当たり前だったのかもしれませんが、今ではなかなかこんな光景を見る事は出来ません。
 陽は西に傾く中を走って行きます。

 そんな中、面白い建物を見つけました。地元の酒造会社なのですが、建物が石造りと言う訳で。その後宇都宮までも結構見る事ができました。確かに栃木県では「大谷石」が取れるので、その石を使った建築物だとは思います。そんななかなか見る事も出来ない光景を眺めながら。

 水田に陽は沈もうとしている頃、何かどっかで見た事のある光景のあたりを走っていきます。芳賀工業団地・・・あれ?ひょっとしたらと思って地図を見直すと出張で来たことがあります。まぁ、勤務先の同業者さんがここの近所にあるもんで(汗。ただ、バスでは無いんですが。そんな訳でこっから先は知っている区間に。そして、暫く走って・・・

 宇都宮駅 18:46
 当時のダイヤそのままに定刻で到着。車内からは再び拍手。ですが、このバスの行き先は「一条町」と言う事でさらに宇都宮の中心部へ向けて走っていきます。何回か歩いた事のある道をバスは走り、「こんな所本当に入れるのか?」と言う交差点を左折すると、とあるラーメン屋さんの前に。

 一条町駅(跡)18:54
 以前、ここには国鉄の窓口があり、ここまでこの水都東西線は走っていたとの事。当時と今とでは全くその光景は異なっていますが、これで「水都東西線」のリバイバル運行は終了。回送でJRバス関東宇都宮支店まで向かいます。
 宇都宮駅から出るJRバスの行き先に「作新学院行」と言うのがあり、一体何でだ?と常々疑問に思っていた事があったのですが、それは実際に行ってみると分かりました。宇都宮支店の近所に作新学院があり、そこまで営業運転を行っているがため、との事でした。