静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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ふと思ったこと。

 と言うわけで、先日のツアーの時の話なんですが。
 個人的に結構気になったのは「駿府ライナー」の事を熱心に添乗員さんがPRしていたって言う所だったりするんですよね。確かに新宿営業支店の方でしたし、そのお膝元の新宿駅新南口から出発するって言う事で熱心にPRしていたって言うのはあるんですが、今日の運賃の発表を見て「やっぱりJR東海バスには負けたくない」って言う競争意識が相当あるんじゃないのかな?って推測しています。個人的にはやっぱりいい意味で競争をして欲しいと思いますし、お互いの会社の体力を食いつぶさない範囲(=適正な利潤を得て)でお客さんに還元して欲しいって思うんですが、果たして利用者の立場から見た場合に「どうなるのかな?」って気になる部分はある訳で。
 まずは「往復割引切符」の設定から。
 「渋谷・新宿ライナー静岡号」には設定が無い訳ですが、お客さんから見た場合には「どっちも新宿行くじゃねぇか、おまけに静岡発着だろ」って言う事で、どこのバス会社が運行していたとしても基本的には「全く同じ」って思うんですよね。そう考えると、さて、片方の会社の便にしか乗れないって一体どういう事よ?って言うような話も出てくると思うんですよね、静岡駅でも新静岡でも使える人にとっては。
 次に「ネット割」とか「早売り」とか。
 携帯電話で乗車券画面を出して乗っている人ってそう見かけないのですが、特に「早売り」に関しては「渋谷・新宿ライナー静岡号」には設定が無い訳で。さて、一体どうなるのかなぁなんて思う部分もあります。
 これって、本当だったら基本的には「どっちの便でも同じように設定し、かつ、共通乗車を可能にする」って言う方向もありなんじゃないのかな?なんて思うんですよね。往復割引だったら「静岡=新宿」間の設定にした上で、「駿府ライナー」でも「渋谷・新宿ライナー静岡号」でも乗車可能と言うような扱いにした方がユーザーにとっては便利なんじゃないのかな?って思いますけどね。確かに精算の手間がかかる部分ではあるんですが、発券データと着札データをしっかり取れば配分は可能なんじゃないかなって思うんですわ。どうせ後で相殺する事でお金のやりとりをしているでしょうし。将来的にどんな方向に動いていくのか注目したい部分ではありますね。