静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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新清水0656-東京駅0939 7804便 しみずライナー4号


車両:西久保503号車(しずてつジャストライン 西久保営業所)
乗務員:しずてつジャストライン西久保営業所
*しずてつにはJRバスのような社番に相当するものが無いため、本Blogでは「営業所名+登録番号」で車両を特定する事にします。
 と言うわけで、今日から運行開始のしずてつジャストライン担当の「しみずライナー4号」「しみずライナー5号」に乗車してきた。ちょいと図書館回りを都内でしてきたた訳なんですが、一体どっちがメインの用件になるのか自分でも良く理解してなかったりするのはここだけの秘密って言う事で。
 しずてつが担当している高速バス路線、と言うと多少毛色が違うながらも清水駅前から中部国際空港へと向かう「中部国際空港線」がある。こちらの方は1回2回3回と乗車したログを残している(案外まともな目的に使ってるじゃん、最初の1回目以外はw)。また、特急静岡相良線(乗ったときは静岡御前崎線だったが)に乗車したときの記録はここにある。
 ただ、個人的にはどうもこの2つは「高速バス」って言うイメージを受けない。前者は「リムジンバス」、後者は「特急バス」。そう言う意味では、この「しみずライナー」こそしずてつにとっての「初めての高速バス」と言って過言ではないかと思う。同社的には「第2弾」と言っている部分はあるが。
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 まずは新清水まで向かう。
 正直、新清水から東京駅まで、と言うともう数え切れない程「しみずライナー」に乗ってきた訳なんだが、それでもやっぱり楽しみな部分はある。来る車両がどんなものか大体分かっていても。定刻より多少時間が過ぎた後で新清水に到着し、乗車。今日は1A席が指定されていたので早速座るが・・・景色は相変わらず一緒なんですよね。それでも前方にある情報掲示画面を見ると「やっぱりJRじゃないんだな」って言うのがすぐに分かる訳で。

 正直な話、JRではここまで手の込んだものを造ってない訳なんだが、まぁ、そこは路線規模や高速バスの経験を積んでいる度合いが違うかもしれない。とは言え、しっかりと情報を見やすくかつ整えて出していると言うのはいいかと。添乗で来ている本社の方(だと思う)から記念品を貰い、バスは清水駅へと向かう。
 清水駅前ではお客さんより関係者の方の人数が多いように感じたのは気のせいだろうか。
 出発式はあるのか、それとも無いのか?と言う事が話題になっていたが、結果から言えば出発式は無かった訳で。まぁ、来月開業の「駿府ライナー」の方で派手にやってくれるんじゃないか?と期待をしている部分もある訳で。その後、運転士さんからの挨拶がありいよいよ東京へ向けて朝の清水のまちを走り、清水インターから東名高速へと入る。
 乗っていて気付いたのだが、JRバス担当便より速度が結構早く感じたのは気のせいだろうか。まぁ、当然ではあるが安全に走行できる範囲の速度であるのは間違い無いのだが、JRバスを悠然と追い抜いていったしずてつの貸切バスくらいの早さは出ていると思う。実際、乗車券の発券とかがまだ慣れていないのか清水駅発車が15分ほど遅れており、その回復をしようとしていたのかもしれない。
 足柄SA到着。通常ならば10分休憩だが「多少遅れておりますので8分休憩とします」との案内。高速バスの停車スペースではなく、東側トイレの前に停車。

 考えてみれば定期運行は無いにしても、貸切運行で東名やら首都高を走るのは慣れているのかもしれない。とは言え、この高速色の車両がこのSAにお客さんを乗せて入ってくるのは初めてのはず。これから「当たり前の光景」になってくるのかもしれない。その後は東京まで順調に走ったものの、首都高の用賀料金所を抜けてから渋谷付近まで渋滞。確か普段の4号だと渋滞にはそんなに填らないと思うんですが・・・って、今日は思いっきり平日じゃないですかw。結果、東京駅着は1004。首都高の渋滞で約15分、慣れない部分の遅れで約15分と言った所じゃないかと思います。

 ここでのこのバスの風景も、これから当たり前になって行くんでしょうね。ちなみに、後ろの方には静岡銀行の東京支店があったり。その後、都内での用務を何件かするためにこの場を離れる。