静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

新静岡センター建て替え


 静岡鉄道静岡市葵区、酒井公夫社長)が、新静岡駅一帯の整備計画を進めていることが30日までに分かった。同駅に併設する商業ビル「新静岡センター」を建て直し、バスターミナルや立体駐車場も含めた約1万5000平方メートルを再整備する計画で、2011年ごろの整備完了が見込まれる。ビルの新たなテナントとして東急ハンズとの交渉が進んでいる。
 新複合商業施設の店舗面積は現ビル(約1万3000平方メートル)の2倍程度になる。計画通りなら同市街地の商業ビルとして最大級となる。東急ハンズは生活雑貨、住関連の素材や工具などを扱う人気小売店。交渉がまとまれば県内では初の出店。同社グループのスーパー「しずてつストア」は継続出店し、その他のテナントは今後、交渉を続けるとみられる。
 バスターミナルは、周辺商店街との回遊性や鉄道と乗り換える際の利便性を考慮した計画が予想され、行政担当者を交えた検討を重ねている。
 商業ビル、ターミナルともに09年ごろには解体工事に入る予定だが、工事期間中のバス乗降スペース確保や現ビルに所在する本社機能の継続・移転など課題も多く、同社は慎重に計画を策定しているようだ。
 同ビルは1966年5月に開業し、現在は服飾や飲食、書籍など約130のテナントが入居している。バスターミナルも66年に竣工し、県中部地区を中心に静岡市?袋井市エリアを運行する。新静岡駅は、新清水駅間11キロを結び年間約1170万人が利用する静岡清水線の発着駅。
 現商業ビルは耐震工事や改装を重ねてきたが鉄道、バスとの効率的な接続や各設備のバリアフリー化などが求められていた。
新静岡駅一帯整備へ 「センター」を再建 静鉄
 噂レベルでは色々と話が出てきてしましたが、ようやく本格的に話が出てきましたねぇ、と言う所。やっぱり根底にはPARCOやその隣にある再開発ビルって言う色んな要因があるのではないかと思います。しかし、個人的には東急ハンズの出店を検討しているって言うのが非常に楽しみな所かと(本家の渋谷に比べればどうしても規模的に小さくなってしまうものがあるかとは思いますが)。静岡の地位が相対的に上がってきたとは思えないのですが、「市場がある」って言う事が色んな部分で見えてきた結果なんじゃないのかなって思っております。
 景気がいいとかそう言う意味ではなく、「まだ未開拓の市場」がそこにあるって言う部分なんですよね。馬鹿にされているって言えば馬鹿にされているって言う部分もありますが、恐らく東京圏とかで「市場を開拓しきった」って言う所が根本にはあるかと。で、その一方で「静岡じゃ物足りない」と言う人向けの交通機関がここ数年になって開業してくる状況もあるかと思います。
 当然、小売店舗にしてみれば「交通機関にお金を落とすんだったら、自分たちにお金を落として欲しい」って言うのも有るわけですし、そう言う部分では「市場」を見つけたのかもしれません。
***
 交通結節点って言う事から言えば、確かに「使いづらい」部分はありますね。バリアフリー的にはどうもイマイチな部分もありますし、これから先の事を考えると色々と整備をして行かなくてはならないと言う部分でしょうか。とは言え、楽しみな部分ではありますよね。一体どんな完成予想図が出てくるのか。